おはようございます!
昨日は以前も使用した香川県高松市の無料キャンプ場での宿泊でした。
隣のキャンプグループが22時過ぎも騒いでいましたが、なんとか頑張って睡眠。
そして朝も5時過ぎからガヤガヤと騒がしかったです…まあ、僕は起きてたからいいんですが、朝は6時までは静かにするのはマナーだと思うんですけどね。
結構年配の方達でしたが、こういうのは年齢は関係ないんだなと改めて思いました。僕も気をつけていきましょう。
さて、朝は比較的のんびり気味で行動です。
ゆっくり片付けをしながら、濡れたテントなどを乾かしている間に休憩を挟んだりしつつ、3時間ぐらいで撤収完了。
9時半には積み込みが終わったので、フェリー乗り場を目指して移動を開始します。
今日から小豆島です!
宮武うどん(香川県高松市)
まあ、先にうどん屋に寄っていくんですけどね!
本日は祝日ということで開店直後のこの時間でもなかなか混み合っていました。
注文したのは、かけうどん小(ひやひや)+ちくわ天(400円)
今日はいい天気ですし、片付けで少し汗をかいたので冷たいうどんに冷たい出汁でさっぱりといただきましょう。
こちらもネギはかけたものが提供されます。
揚げ玉とかは無いみたいですね。生姜も見当たらなかったですし、胡麻と七味だけをパラパラっとかけただけで食べていきます。
こちらのお店は出汁がいりこだけじゃなくて、鰹節の味がけっこうしました。これはこれでうまいです。
合間に食べるちくわ天がまたいいアクセントで、あっという間に完食でした。ごちそうさまです!
やっぱりうどんの天ぷらはうどんを邪魔しない程度に頼むのが一番かなと思いますね!
めりけんや伏石店(香川県高松市)
あっさりとしたうどんを食べていると、濃厚なのも食べたくなりますよね!
ということでお店を探していたんですが、個人店は今日は休みのお店が多くてチェーン店のこちらにやってきました。。
しかしチェーンでも味は素晴らしいです。釜玉小(290円)は注文から5分ほど待ってからの提供で、自分でネギと揚げ玉をたっぷりかけています。かけすぎました。
熱々のうどんが冷めないうちに一気にかき混ぜて卵を半熟にし、最後にテーブルの上のにあるだし醤油と七味をパラパラっとかけて一気に啜ります!
うまい!
やっぱり釜玉は正義です。うどんも粉の味がしっかりしていますし、これでチェーン。これで290円。ありえないうまさです。
とろっとろの卵とだし醤油を堪能しつつこちらも完食。ごちそうさまでした!
さて、では今度こそフェリー乗り場に向かいましょう。
セルフ釜あげうどん 岡じま たかまつ店(香川県高松市)
乗り場の手前にあったうどん屋にフラフラっと入ってしまいました。
いや、そういえば今回は釜揚げうどん食べてなかったなって…。
こちらもチェーン店ではあるみたいですね。駅前にあり駐車スペースがないので歩道にバイクを停めたため、急いで食べていきます。
釜揚げうどん小+かしわ天(530円)
かしわ天がかなり大きいので高くなりましたが、うどん釜揚げ小だと350円とほんとにリーズナブル。香川はうどんの価格設定がおかしい。
こちらのお店は大根おろしもかけ放題だったので、ネギと揚げ玉と大根おろし、胡麻と七味とフルメンバーに熱いめんつゆを注いでいただきます。
お、ここのお店はなんというか、ちょっと香川うどんっぽくないですね。
うまいのはもちろんなんですが、なんというか…丸亀製麺的なうまさ? 近い気がします。
あと、どうも僕は釜揚げとか食べにくくて苦手なことに気づきました。
ほら、うどんって1本1本が長いので、つゆに漬けにくいんですよ…。お湯も飛ぶし、どんぶりから啜る方がいいかなって。蕎麦ならざるうどん大好物なんですが。
あと、かしわ天うまいんですが、釜揚げだとめんつゆに漬けにくいですね! でかすぎて!
スティック状とかだと食べやすいと思うんで、手間的に無理ですかね?
とりあえずこれで本当に本日のうどんは終了です! おなかいっぱいなので!
高松港(香川県高松市)
はい、そしてフェリーターミナルにやってきました。
入り口の案内のおっちゃんがバイクの停め場所や船の案内をしてくれるのでスムーズに行動できます。
特に書類に記入などもなく、原付片道と伝えるだけですぐにチケットが購入できました。
今まで乗ったフェリーは色々手間がかかったのでちょっと驚きです。海洋保険とかどうなってるんだろう。
高松からは小豆島も土庄港と池田港への航路が別々にあるんですが、金額に違いは無いようです。両方合わせて30~60分に1本は便があるので、都合のいいものを選ぶだけで大丈夫でした。手軽だなぁ。
そして乗船。
固定も最低限ですね。パパッとロープで留めるだけです。
サイドスタンド直してからで正解でした。これ、直す前だったらたぶん転倒していますね…。
船室も等級などはなく座席が並んでいます。
一応他のフェリーの2等船室みたいな床に座るスペースも少しだけあるにはありました。
なんというか、フェリーというよりはバスとか電車に乗っている感覚に近いです。
座席にはコンセントもあって嬉しいですね!
こちらを使わせてもらい、小豆島までの1時間に一気にブログ更新作業を完了させました。
途中、スマホの電波が途切れることもなく、離島に向かっている気が全くしません…。
池田港(香川県小豆郡小豆島町)
さてそして船は着岸し、池田港へ到着です。
あまり空模様は良くないですが、雨は夜まで降ってこないようですし、今日は周れるだけ周ってしまいましょう!
小豆島(香川県小豆郡)
今回も時計回りに島を回っていきます。
まずやってきたのはこちらの宝生院。真言宗のお寺で小豆島霊場の一つらしいんですが、特にお寺の方には用は無くてですね、
目的はこちらの巨木です。久しぶりに木を見に来ましたが、でっかいな!
木の品種はシンパクとなっています。別名はイブキとかビャクシンとかで、ヒノキの仲間みたいですね。
国指定の特別天然記念物とのことで、幹の太さは16.9m!
樹齢も1600年を超えているそうです。うーん、すごい。
やっぱりでっかい木を見るのは意味もなく結構楽しいなぁ。
次にやってきたのはエンジェルロードと呼ばれる場所。
こちら、干潮時には道ができるそうなんですが…。
時間帯が駄目みたいですね。海の中にうっすらと道が見えていますが。
干潮の時間などが書いてあったので、またタイミングを見計らって来ることにしましょう。
次は土渕海峡にやってきました。
こちら、ただの川に見えますがギネス登録もされている「世界で一番狭い海峡」なんだそうです。その幅は一番狭い場所で9.93m。
で、このことからお気づきだと思いますが、実は小豆島って2つの島からできているそうです。知らなかった。
もう片方の島は「前島」というそうなんですが、慣例的に2つの島がセットで小豆島と呼ばれているわけですね。なるほどなー。
さて、では前島の方をしばらく走っていきます。
それにしてもなんというか、小豆島って離島感があまり無いのが不思議なかんじでした。
日本の他の離島はあちこち行っているんですが、小豆島は全く他の島と違う気がします。
こちらは、樹齢千年のオリーヴ大樹。
樹齢1000年のわりに、それほど大きくないなぁって思ったんですが、
普通のオリーブの木ってこうですしね。
ぜんぜん違います。
離島感が無いのはなんでだろう、って考えながら走っていたんですが感覚的に大きく違う部分として、小豆島って離島で感じる閉塞感がほとんど無いんですよね。
どこの島も妙に重苦しい空気というか…息が詰まるような感覚があったんですが、小豆島にはほぼそれがないです。ほとんど本土の田舎町と同レベルなかんじでした。
さて、次は重石という観光名所に来てみました。
こちらは小瀬石鎚神社の御神体扱いになっているそうで、
この階段を上った先にあるようです。
で、段数は……352段!?
け、けっこうありますね…。ざっくりビルの13~15階分ぐらいです。
しばらく行くか止めるか迷ったんですが…よーし、行ってやらあ!!
で、一気に登り切りました! つ、つかれたあ!
階段はわりとしっかり整備されていて登りやすくはありました。
が、しかし肝心の重石はこの先さらに80mの看板が。
ここ…行くの…?
完全に登山です。どうもありがとうございました。
鎖をつかって体を引き上げて急な岩場を全身を使って登っていきます。アスレチックかな?
そして到着。こちらが重石です。
こんな山頂にこんな巨大な岩が積み重なっていて、一体誰が、なんて不思議に思われていたとか。
たぶん昔はもっと高い山で土の部分が削れてこの岩が残ったんだとは思いますが、なかなか見ごたえはありました。
更にここからの風景はもっと見応えがあります。
下を見るとちょっと足が震えるレベルです(高所恐怖症気味)
少し曇り気味なのが残念でしたが、本当にいい景色でした。
さて、小豆島が離島感がない、閉塞感がない最大の理由はやっぱりこの島が「行き止まり」じゃないからかなと思います。
島からは関西方面・岡山方面・四国方面と三方向に抜けることが出来ますし、フェリーの本数も非常に多くて朝から夜まで20便以上出ています。
料金も手頃ですし、時間も1時間ぐらい。地方の田舎から大きな都市に電車で出かけるのとあまり変わらないんですよ。離島なのに。
むしろ、本土の田舎の僻地のほうがよっぽど…という。まあ、確かにそういう地方の町は閉塞感すごかったですしね。
小豆島は離島ではありますが、孤島じゃないんだなと。
さて、道を走っているとかどや製油を発見。
こちら、見覚えのあるごま油の会社みたいです。
工場見学とかもやっていたみたいなんですが、コロナ以降は中止しているようで残念ながら外から見るだけとなりました。
道の駅 大坂城残石記念公園(香川県小豆郡土庄町)
小豆島には道の駅が三箇所あるんですが、まずこちらが一箇所目。
周辺には特に何もない、ちょっと寂しい場所にありました。
道の駅の規模は小さく、物産も写真に写っている部分で8割です。
取扱商品は島の特産であるオリーブ関連・醤油関連・そうめん関連で9割9分ぐらいでした。
小豆島は大坂城の再建時の石切場として使われていたそうで、現在は史跡となっています。
この道の駅の敷地内、別の建物が関連の資料展示場になっていたんですが、
こちらはめっちゃ広かったです。道の駅の建物の10倍ぐらいの広さ。
ほとんどは当時使われていた道具なんかがそのまま置かれているだけなので、そこまで見応えは無いかなと思います。
小豆島(香川県小豆郡)
さて、島の西側の外周を走っていくといくつか展望台がありました。
こちらは、こぼれ美島展望台。
海沿いに四阿があり、目の前に海が広がります。
ここはわりといい景色ですね
でもやっぱり、もうちょっと青空だと海も映えるんですが。
小豆島は現在も岩の切り出しが行われているようで、石材会社が立ち並んでいます。
で、走っていると赤茶けた岩肌が続いていて…。
そのうち、小豆島からは岩山は消滅するかもしれません。
吉田展望台に到着。こちらも海沿いなんですが、
ちょっと展望はイマイチです。
その700m先にあった吉田東展望台。
こっちは海はしっかり見えますが、海の向こう側に島などの対比物がないので微妙かもしれません。
お次は展望台ではなく福田海岸となっていますが、実質展望台です。
ここからの景色はポストカードっぽくて良かったです。
みっつ連なっているのは「小島」
どうも地図上だと繋がっているように見えるんですが、渡る方法はなさそうです。
八人石丁場。
8人が一度に犠牲になった石丁場だからだそうです。なんでそんな不吉な名前を…。
まあ、基本的には大きな岩がゴロゴロしているだけの場所です。
識別のために岩に刻印があるのが特徴といえば特徴。
ココ以外にも豆腐石丁場や天狗石丁場などが近くにあり、すべて日本遺産として国史跡に指定されているそうです。
南風台は小豆島の西側、中央のちょっとしたあたり。
目の前に城ヶ島という小さな島があり、
干潮時には徒歩で渡れる道ができるそうです。
先程見てきたエンジェルロードと同じですね。でもこっちは知名度は低いみたいです。希望の道なのに。
おそらく、先端までのアクセスがちょっと面倒なのが原因かなと思います。
エンジェルロードの方は駐車場から歩いてすぐですが、こっちはだいぶ階段を降りていく必要があるようでした。
時間もこの時間だと海に沈んでいる状態なので僕もスルーですね。
道の駅小豆島オリーブ公園(香川県小豆郡小豆島町)
さて、ちょっと時間が遅くなってきたので今日のところは外周ではなくショートカットしています。
小豆島2箇所目の道の駅は17時閉店だったので、人はおらずガランとしていました。
こちらはすぐ下に公園が広がっていて、オリーブの木が立ち並んでいます。
そうそう、小豆島はイメージ通り、町のあちこちにオリーブの木が植えられていました。
青森のりんごの木、和歌山の梅の木、静岡のお茶の木、その辺りと同程度…いや、ちょっと少ないかな? まあ、そこそこあちこちで見かけます。
オリーブ色のポストはなんとも「らしい」ですね。
この道の駅、一応屋根があるので野宿もできそうでした。
ただ今日は夜にそこそこ強めに雨が降るみたいなので、もうちょっと良さそうな場所を探してみようと思います。
道の駅 小豆島ふるさと村(香川県小豆郡小豆島町)
小豆島道の駅最後の一つ、ふるさと村も営業時間は17時まで。
駐車場では地元の人と思われる若者がたむろっていました。
ここは奥の方に地元名産であるそうめん関連の施設があり、かなり屋根もしっかりしています。
車道から丸見えなのが多少気になりますが…まあ、ここでいいかな? 本日の宿、決定です。
エンジェルロード(香川県小豆郡土庄町)
さて、島をだいたい一周完了したところで、最初の方でやってきたエンジェルロードに再訪。
上の写真は14時頃。これが18時30分の今どうなっているかというと…
これはすごい!
ここまでくっきり道ができるのか!
こういうの、トンボロ現象っていうらしい…ってあちこちのサイトに書かれているんですが、実は「干潮時に砂州が海面上に現れる現象とするのはWikipedia発の誤用」だそうです。wikiに書いてありました(笑)
歩いてみてもぐちゃぐちゃしておらず、水はけはかなり良いようです。
とりあえず道を全部渡り、弁天島で折り返し。
道を戻って、すぐ手前のところに展望台があるので登ってみました。
あ、でた!
恋人の聖地モニュメントですね。たまによく見かけます。
で、その横から見下ろしたエンジェルロードがこちら。
やっぱりこれだけはっきり道ができるのはびっくりしますね。
しかし「トンボロ現象」が誤用だとしたら、こういうのってなんて呼べば良いんでしょうね?
道の駅 小豆島ふるさと村(香川県小豆郡小豆島町)
さて、買い出しをしてから道の駅に戻ってきました!
本日は半額ピザと、枝豆とガーリックの惣菜パンと、味噌チキンカツです。離島でも特別感は無し!
お酒はこだわり酒場のレモンサワーで「濃い旨」という新商品が出ていたのでこちらにしてみました。確かに駄菓子感は無いんですが、ちょっと苦味があるかな? 悪くはなかったです。
飲み終わったところで21時、テントを張って本日は終了となりました。
今日は小豆島に渡ってきたわけですが、普段の旅ならスルーするような細かい観光地も見ていっているのでだいぶ記事が長くなりました。すっごい時間かかってます…。
離島はよっぽどのことがなければ2回目の来訪は無いですしね。
できるだけしっかりと見ていこうと思います。
しかし明日は一日雨予報です! っまたか!
もしかしたらまた降る降る詐欺かもしれませんが、まあ覚悟しておきましょう。
では、おやすみなさい!
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移動距離
本日の移動距離 …… 144km
累計移動距離 ……… 4848km
経費精算
20220718 | 食費 | 朝食 なし | ¥0 | ||
うどん 宮武うどん かけ小ひやひや+ちくわ天 | ¥400 | ||||
うどん めりけんや 伏石店 釜玉小 | ¥290 | ||||
うどん 釜あげうどん岡じま 釜揚げうどん小+かしわ天 | ¥530 | ||||
夕食 ピザ・惣菜パン・チキンカツ味噌・こだわり酒場濃い旨/菓子パン(明日朝食) | ¥617 | ||||
合計 | ¥1,837 | ||||
交通費 | ガソリン代 | ¥495 | |||
交通費 | 国際両備フェリー 高松→池田(小豆島) | ¥1,430 | |||
日計 | ¥3,762 | ||||
7月計 | ¥80,235 | ||||
総合計 | ¥164,157 |