【静村百景】とは
私、静村が実際に日本全国を旅して見て周った中で、
「ここは本当に良かった!」と全力でおススメできる、厳選された観光地になります。
ただし、季節や天候などの、見に行った時の条件でも差が激しいので、
あくまでも「私が見に行ったタイミングでは」良かった場所ということをご了承ください。
(※一応予防線を引いておく)
では、今回ご紹介するのはこちら。
神の子池(北海道斜里郡清里町)
摩周湖の北、摩周湖斜里線から横道に逸れ、未舗装の砂利道を1km以上走ると、こちらの池があります。
駐車スペースも十分ありますが、全て砂利。
レストハウスのような小屋もありませんし、トイレなんかもないです。
ただの山の中、それだけの場所です。
入ってすぐに見えてくるのは、大きな池です。
透明度が高く、それなりに美しいですが、この時点ではただそれだけです。
辺りは静かで、木立に囲まれた静謐な場所ですね。
観光客も少しいたんですが、皆さん静かに見て周っていました。
でも、ここからが本番です。
木でできた通路があり、それに沿ってしばらく歩くと、看板がありました。
そしてその向こう側。
なんだこれ。
びっくりするほど透明度が高く、池の底が見えているんですが…
水が本当にこの色なんです。
一体何がどうしてこうなったのかわかりませんが、まるで宝石のような透き通ったブルー。
神秘的という言葉しか出てきませんでした。
木の道は池をぐるっとまわるようにかかっていて、全方向から見ることができるんですが、歩いている間目を離すことができません。
周囲220m、水深5m。
まるで奇跡のような場所でした。
僻地ですし、行くのもかなり大変な場所ですが、がんばって行く価値は絶対にあります。
本当に美しいものを見たいなら、一度行ってみてください。
以上、静村百景 ”神の子池” でした。