前回の続きからになります。
ホムセン箱の改造…と言っても、とにかくバイクに積載できるように加工していくわけですが、前回は邪魔な足の切り落としまで行いました。
次に行うのは…穴です。
ホムセン箱の固定方法はいくつかあるんですが、多いのは底部分に穴をあけて台座に固定する方法と、外周面に金具を付けて、ロープで固定する方法があります。
僕はロープで固定する方法を選んでいるため、金具を取り付ける為にまず穴をあける必要があるわけです。
それに金具を沢山つけておくと、色々な物を固定できて便利なんですよね。
今までの箱は箱固定と、他の物を固定する金具を一緒にしていたので負荷が分散されず、箱に影響がでてきていたので、なるべくたくさんの金具をつけようと思います。
では、まずはどの位置に穴をあけるか決めてしまいましょう。
穴位置の決定
まずは正面側から。
底から3cmの位置で左右に散らしてみました。
ほぼ等間隔の位置で、金具が8mmのU字ボルトなので、その中心が来るようにポイントを打っておきます。
また、上の方に別のものを固定できるように金具を取り付けることにします。
これも左右ですので、正面側はU字ボルト4つですね。
お次は側面です。
これはちょっと変則的な位置に穴をあけることにしました。
下からの位置は同じく3cmですが、中央とあとは背中側に固定する形にします。
これは、リアキャリアをちょっとはみ出る形で箱を固定して、乗っているときの背中部分のスペースを確保しようかな、という試みになります。
あとはキャリアの留め具の位置も丁度この辺だったので…。
まあ、上手く行くかわかりませんが、駄目でも中央部分の金具だけで左右は固定できますし、やるだけやってみようと思います。
で、これも上の方に2ヶ所、他の物を固定するための金具を付けます。
サイドバックがそのままだと下に垂れ下がってしまうので、ここにベルトを通して引っ張る形になるかなと思います。
というわけで、左右も金具4つずつ、両面合計で8個です。
最後に背面ですが、こちらも下から3cmの位置でちょっと中央よりですね。
これはリアキャリア側の固定具がこの位置にあるというのと、ハの字型になることで多少は耐久度が上がるかな? という目論見からこの位置になりました。
実際にどうなのかはわかりません。だいたい気分でやっています(笑)
やはり上の方にも2ヶ所つけて、これで4ヶ所です。
ということで、金具は全部で16個つけることになります。
…たぶん、金具の金額が箱の金額を上回ります(汗)
8mmの太い金具と、ボルトに、金属プレートを付ける形になるんで結構高いんですよね…。
まあ、快適な旅のためにはしょうがない、ということで清水の舞台から飛び降りる気持ちで行こうと思います!
ドリルが無い
さて、位置を決めたのは良いんですが、僕は実は、ドリルとか持ってないんですよね。
前の箱の時は、ホームセンターに行ってそこでドリルを借りたわけですが…できれば家で作業してしまいたいところです。時間もかかりますし。
でもドリルも高いしなぁ…と思って色々見ていると、ふと、手元にある電動ドライバーが目に入りました。
だいぶ前に買ったBOSCHのハンドドライバーです。
家具なんかを組み立てるときに便利なんですが、本当にドライバーの機能しかないため穴をあける機能はありません。
しかし、良く調べてみると、なんとアタッチメントがあるみたいなんです!
お、これは安くいけるかもしれない…?
ということで、コレを買ってみました!
BOSCH バッテリードライバーIXO用ドリルアダプター
こちらなんと、先ほどの電動ドライバーの先端に取り付けるとドリルとして使えるという一品です。
トルクはあまり強くないようですが、プラスチックに穴をあけるぐらいなら大丈夫そうですので、これで十分じゃないかと。
中身はシンプルに説明書と、本体。それと、
ドリルビットが3本入っていました。
このドリルビット、9mm溝という日本ではあまり見ないタイプなんですよね。日本だと13mmが基本らしいので、交換時なんか苦労しそうな気がします。
まあ、今回だけ使えたらとりあえずはいいですかね(笑)
ドリルの装着
はい、ということでこちらのハンドドライバーをドリルに変更します。
だいぶ前の型なので、IXO4という古い機種になりますが、不具合は特にありません。
今回のアダプターも取り付け可能のようですしね。
ではまず、先端のゴムを取り外して…
ドリルアダプターを装着!
ちょっと上位置についているので、狭い場所でも使えそうなところがいいですね。
そしてドリルを接続! シャキーン!
できました!
まずは小さな穴をあけたいので、一番細いドリルを接続しました。
さて、準備は完了です。
いざ、穴あけ
さあ、ではついに穴をあけてしまいます。
今までの作業とは違い、ここからは取り返しがつきません。
慎重にやっていきましょう。
では、印をつけた場所にドリルを当てて…
開きました!
やっぱりプラスチックならこのトルクでも十分です。
サクサクっと穴が開いて気持ちいぃ!
そしてこの小さな穴を基準にして、今度は一番大きいドリルに付け替えて拡張します。
よし、奇麗な穴が開きました!
さあ、これで準備完了。この位置に金具を付けてみましょう!
入らない。
一番大きいドリル = 4mm
U字ボルト = 8mm
…………。
そりゃ、入るわけないよね!
次回に続きます。
…どうしよう(涙)
出発まで残り…27日