【静村百景】とは
私、静村が実際に日本全国を旅して見て周った中で、
「ここは本当に良かった!」と全力でおススメできる、厳選された観光地になります。
ただし、季節や天候などの、見に行った時の条件でも差が激しいので、
あくまでも「私が見に行ったタイミングでは」良かった場所ということをご了承ください。
(※一応予防線を引いておく)
では、今回ご紹介するのはこちら。
壇鏡の滝(島根県隠岐郡隠岐の島町【島後島】)
島根県の沖合、隠岐の島は600万年前に双子火山の噴火でできた離島になります。
奥前側の島は島後(どうご)と呼ばれ、手前の島前(どうぜん)と違い複数に分かれておらず一つの形を保っていました。
人口は1万3000人ほどとのこと。
そして島の中央やや左寄りが今回の場所となります。
この壇鏡(だんぎょう)の滝は市街地からはかなり離れた山の中にあり、壇鏡神社とセットとなっていました。
神社を挟んで左右に、雌滝・雄滝が配置されているようです。
この日はあいにくの天気で細かい雨が降っていました。
右側に見えているトイレ前に休憩用のベンチがあり雨宿りをしていると、観光客の方が30分で3組ほど。
どうやらここは隠岐の島でも定番の観光地のようです。
駐車スペースも広いですね。
ただ山の中なので携帯の電波はギリギリ1本届くかどうかといったところ。
遭難の可能性もありますので、明るいうちに訪問するのが良さそうです。
駐車スペースからすぐ、大きな2本の木がそびえ立っています。
この大木はその昔、出雲大社の修復に神社の木を提出するようにお触れがあったさい、鳥居を動かすことで「神社のものではない」ということで切り倒すことを逃れたという逸話があるんだとか。力業過ぎる。
木の向こう側にある鳥居。これか。これを動かしたのか。
そしてその先に小道が続いています。
道の横には滝から続く小さな川が静かに流れていました。
この場所は日本の名水100選にも選ばれているそうで、透明度の高い美しい水でした。
なんでもここの渓流にはオオサンショウウオが生息しているそうです。
小道もそれほどの距離はなく、3分程度となっています。
砂利ですがしっかりと整備されていて歩きやすい道でした。
なにやら建物が見えてきました。
湿度が高い場所なのでだいぶ苔などがついていますね。
中は集会所でしょうか?
整備用の梯子やヘルメットなどが保管されていて、綺麗に掃除がされています。
緊急時には避難などもできそうでした。
建物を過ぎると、左手に滝が見えてきました。
こちらが雌滝になるそうで、もうちょっと近くまで寄ってみます。
神社の手水所がありましたが、これは川から水を引いているようですね。
流石に口に含むのは抵抗があったので飲んでいませんが、冷たくて気持ちの良い水でした。
その手水所の向こう側に見える壇鏡の滝・雌滝。
最初はこちらが雄滝かと間違えるほど見事でした。
こちらも落差40mもあるそうで、雌滝だけは微妙な滝が多い中、本当に立派です。
そしてさらに進んでいきましょう。
しかし立派な石の鳥居の足元に何やら赤い札がついています。
どうも落石があるようで、侵入は禁止になっているようですね。
とりあえず隋神門まで行ってみましょう。
石の階段を登っていき…
隋神門に到着。
ここから先は自己責任の範囲とのこと。
中に進んでいく人も居るようですが、ここからでも滝は見ることができました。
流石、の一言。
落差は50m。
日本の滝100選にも選ばれており、本日は雨の影響もあり水量も多く、見ごたえ抜群でした。
本来は裏からも見ることができる「裏見の滝」でもあるそうですが、進入禁止のため現在はここまでとなっています。
それでもこの距離からでも思わず感嘆の声を上げてしまうほど見事な滝でした。
隠岐の島観光の際には是非、見に行って欲しい素晴らしい滝じゃないかと思います。
以上、静村百景 ”壇鏡の滝” でした。
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