【静村百景】とは
私、静村が実際に日本全国を旅して見て周った中で、
「ここは本当に良かった!」と全力でおススメできる、厳選された観光地になります。
ただし、季節や天候などの、見に行った時の条件でも差が激しいので、
あくまでも「私が見に行ったタイミングでは」良かった場所ということをご了承ください。
(※一応予防線を引いておく)
では、今回ご紹介するのはこちら。
百間滝(愛知県新城市)
読み方としては「ひゃっけんだき」になります。
愛知県の中でもかなり山間部になる新庄市の奥の奥、周辺には民家もほとんど無いような奥地にこの滝はありました。
行った時期が良かったのもあり、周辺は緑が非常に美しい山道。
バイクで走っているだけで素晴らしい気分を味わえます。
そして駐車場へ到着…なんですが、こちら、道の横に車2台分ほどの砂利のスペースがあるだけでした。
あまり周辺の環境は整備されていないようです。
そして滝への道がこちら。
…うわあ、なんというか、うん。
かなり怖い道ですが、とりあえずこちらを進んで行きます。
降りていくと、ロープを使わないと降りられないような場所までありました。
少し大変ですが、まあ子供でもなんとか降りられるんじゃないかなと思います。
そしてこのロープから下りた場所から道が二つに分かれています。
特に説明などの看板が無かったんですが、左手が川上、右手が滝下の方に続いているようでした。
この時、僕はあまり考えもせずとりあえず、まずは川上から見て行こうかなと進んでみたんですが。
なんだここ。
緑のトンネルと透明度が高い水が流れる空間。
この時の感覚、すごく簡単に言葉にできます。
「迷い込んだ」です。
直前までと完全に世界が違いました。
この場所、滝もすごく良いんですが、この川上の情景が圧倒的過ぎて、こちらの印象が今でも残っています。
この場所を見るためだけにこの僻地まで行く価値、絶対にあると思います。
どこまでも先に進めそうでしたが、少し進んだところで引き返して今度は川の流れを見て行きます。
この清流も美しく、追っていくだけで楽しい気分になります。
途中の岩場で水は下へ。
ここからは迂回して滝の下方面に周って見ましょう。
で。これですよ。
美しいという言葉以外に、何と言えばいいんでしょうか。
滝つぼまで降りることができ、そちらからの写真がこれです。
その名の通り、百間の高さ…180mほどあるんでしょうか。
水量も多く、迫力もあるのに美しさを全く損なっていませんでした。
上の風景も良かったですが、この滝そのものもかなりレベルが高かったです。
ただまあ、高さがあるので帰りの上り坂は結構大変でした(笑)
駐車場のすぐ近くに、湧水が組める場所があるのもポイントが高いです。
上り坂で汗をかいた後、この水がまさに甘露でした。
遠くから汲みに来ている車なんかもいましたし、素晴らしい名水だと思います。
こちらの水を含めて、この場所は本当に素晴らしい場所でした。
僕は新緑の季節でしたが、紅葉の時期もまた違った素晴らしさがあるんじゃないかなと思います。
この周辺には他にも滝が多いですが、その中でもここは群抜いています。
近くに来たなら絶対に寄るべきポイントじゃないかなと思います!
以上、静村百景 ”百間滝” でした。
100景に共感できるスポットが多いので読ませていただいております。
旅行の参考にさせていただきます。
余計なおせっかいですが、新庄市(しんじょう)ではなく新城市(しんしろ)ですね。