それがタープなのだ。
実際、バイクや自転車で日本一周等の旅をするのならば、一番先に除外されるものがタープです。
過去に会った旅人で使っている人を見たことがありません。
重い割に効果は限定的。
一日ほぼ移動をしており、キャンプ場に寝るかも怪しい旅人。
キャンプ場に泊まることすらほとんどなく、その上使ってもほぼ寝るだけ。
それじゃあタープは確かに要らないでしょう。
実際、僕も旅をしている最中に必要だとはほとんど思いませんでした。
しかし、何度か欲しいと思ったタイミングがあります。
それが無料キャンプ場に泊まれるが雨が降りそうな時とキャンプ場に日陰が無い暑い日、この二つでした。
雨が降りそうな時、無理にキャンプ場に泊まると浸水の危険がありました。テントがどうこうではなく、地面からしみ込んでくる可能性が高かったので。
基本的には屋根のある場所を探すか、それが無理な場合はネットカフェやライダーハウスを使うなどしていましたが…タープがあれば、少々の雨でも耐えられる可能性が高かったのではないかと。
おそらく、タープを持って旅をしていたら、宿泊費の1割程度は削れていたかなと思います。
また夏の暑い日、日影が無い場所のテントははっきり言って、地獄としか言いようがないわけです。
大抵は朝からテントの中はサウナ状態。
いつ脱水症状で倒れてもおかしくない暑さになります。寝るっていうレベルじゃない。
そんな時もタープがあれば昼までのんびり寝ていられたんじゃないかと思います。
やっぱり屋根って重要ですよ、本当に。
これだけメリットがあるタープですが、まあとにかく旅では邪魔です。
まず重い。そして嵩張る。建てるのにも撤収にも時間がかかる。
これだけ揃っていたら、普通は持ち歩こうとは思いません。
しかしまあ、僕の今回の旅はキャンプなどを多めに、のんびりゆっくりの予定なわけです。
どうせなら一日のんびりキャンプ場に留まったりもしたいわけです。
そうなると、多少邪魔でも持っていこうっていう気になります。
しかし、僕は過去にアウトドアなんてやったことがないので、新しく購入する必要があるわけです。
というわけで、初めてのタープ選びをしてみました。
Unigear 防水タープ
過程を飛ばしまして、最終的にこちらを購入してみることにしました。
色々調べてみたところ、形も正方形や長方形のもの以外にもヘキサと呼ばれる六角形のものなどもあるんですね。知らなかった…。
とにかく今回は初めてのタープということで、あまり高級なものを選ぶのはやめています。
ただし、日光はちゃんと防いでほしいので裏地がアルミメッキされているこちらを選んでみました。
形もシンプルな長方形。
大きさは3m×4mと少し大きめです。テント前に椅子を置いてくつろげるようなイメージですね。
重さはちょっとあって1.4kgほど。しかし収納時のサイズは360mm×210mmとかなりコンパクトです。これぐらいならまあ許容範囲でしょう。
値段もまあまあ安めなのもいいですね。
それにしても、タープってただの布のくせになんでこんなに高いんでしょうかね…?
DOD(ディーオーディー) コンパクトタープポール
タープを買うならこちらも用意しないといけないですね、ポールです。
色々ありましたが、DODのならそこまで悪い物ということもないだろうということで、ツーリング仕様のこちらをチョイスしてみました。
太さが19mmということで耐久性はどうかとも思ったんですが、よっぽど風が強くない限りは平気だそうですのでまあいいかなと。
カラーは黒ではなくレッドを選んでみました。
というのも、夜のキャンプ場って暗いので、黒いポールって見え辛いんですよね…。
実際、何回かぶつかったことがあります(笑)
どうせ使うのは許可が出ているキャンプ場だけですので、目立つ方が良いです。寝ているときに誰かがぶつかってタープ崩壊、とか嫌ですしね(笑)
DODのポールってもっと安いのもあるんで、最初はそちらにしようとしました。
購入するものと比べて、こちらの値段は1/3以下です。
材質がアルミとスチールという違いはありますが、使用は特に問題なさそうだったんですが唯一問題として、
収納時のサイズが60cmをオーバーするんです。
これがかなり致命的で、サイドバックに入りません。
逆に言えば、外の積み込むのなら気にならない部分ですね。車などでもこちらでOKかと。
選んだ方のポールは収納サイズ40cmなのでサイドバック余裕、ホムセン箱にも楽々入るようです。
なるべく外に出したくないと思っていたので、僕はこのポイントを重視しました。
気にならない方は絶対安い方が良いとは思いますよ。
まあそんなわけで、本日はこちらの2つを購入しました。
タープは今まで使ったことなんてないので、これが本当に良かったのか、うまく使えるのかすら不明ですが、まあ試してみることにします。
できれば一度、旅に出る前にどこかでキャンプしておきたいところですね。
余裕があれば近場でちょっと場所を探してみようと思います。
では以上、今回タープとポールの新規調達についてのあれこれでした!