日本一周で見かけたキャラクター8回目になります。
しかし、キャラクターというよりは、造形物がどうしても多くなってしまいますね。
絵だけだと相当インパクトないと写真撮らないのでしょうがないのですが。
というわけで、本日も日本各地の造形物をピックアップです。どうぞ!
平和記念公園/平和祈念像(長崎県長崎市)
長崎県の平和記念公園に設置されている大変有名な像です。
作者は彫刻家の北村西望氏。国会議事堂の板垣退助像や、諏訪神宮の神馬像などが代表作で彫刻界ではかなりの有名人だそうです。
この写真を撮った日は非常に暑い日で、ちょうど洗浄作業が行われていて像も少し涼し気でした。
道の駅 松浦海のふるさと館(長崎県松浦市)
長崎県松浦市にある道の駅、松浦海のふるさと館はその名の通り海に面した場所にある、広い公園を伴った場所でした。
その入り口にどーんと置かれていたのが、こちらのふくろう? みみずく? の藁像です。かわいいです。
あと、カエルもいました。こちらはかわいくない。
作成は地元の造園業の方らしいのですが、なんでふくろうとカエルなのかは謎でした。
何か理由があったんでしょうかね…?
陶山神社(佐賀県西松浦郡有田町)
佐賀県の有田町といえば有田焼や伊万里焼などで有名な焼き物の町です。
そんな有田町にある陶山神社。境内に線路が走っているという珍しい神社でした。
で、それ以外にも鳥居が磁器でできていたり、境内の欄干が陶器だったりと、ちょっと他の神社では見られない特徴がありました。
入口に居た狛犬は青銅製だったんですが、中へ進んで行くと、
こんな陶器製の狛犬が居たりします。
分類としては白磁磁器の有田焼、でいいのかな?
色々な狛犬を見てきましたが、この質感と色は間違いなくここだけじゃないでしょうか。
作は十代今右衛門。
明治時代に、白磁磁器を有田に根付かせた人物とのことです。
作品のほとんどは食器だそうですが、極稀に食器以外の作品が残されていて、この狛犬もその一つみたいでした。
佐用姫(さよひめ)像(佐賀県唐津市厳木町)
佐賀県の山道を走っていると、ふいに目に入ってきた巨大な石像がこちら。
当時は真っ白で奇麗な像だなぁと思って写真を撮っただけなんですが、今回逸話を調べてみました。
wikiからの引用になるんですが、
松浦佐用姫(まつらさよひめ)は、現在の唐津市厳木町にいたとされる豪族の娘。単に佐用姫(さよひめ)とも呼ばれる。弁財天のモデルであり、日本全国にある同様な伝説の本家である。
537年、新羅に出征するためこの地を訪れた大伴狭手彦と佐用姫は恋仲となったが、ついに出征のため別れる日が訪れた。佐用姫は鏡山の頂上から領巾(ひれ)を振りながら舟を見送っていたが、別離に耐えられなくなり舟を追って呼子まで行き、加部島で七日七晩泣きはらした末に石になってしまった、という言い伝えがある。『万葉集』には、この伝説に因んで詠まれた山上憶良の和歌が収録されている。
へぇ~、となる話でした。
ちなみにこの像、台座が回転するそうで360℃方向が変わるそうです(笑)