234日目『酔地』 北海道積丹郡積丹町~

おはようございます!

昨日は、神威岬に近い野営場での宿泊でした。

風が強い場所なんですが、夜の間はそれほどでもなく、朝まで静かでとても助かりました。6時ぐらいからはまた強くなってきましたが…。

今日も深夜に起きて6時ぐらいにブログを更新したんですが、安全な場所だったのでとりあえずその後二度寝しました(笑) で、起きたら8時半過ぎです。ゆっくり!

残っていた食パンとママレードジャムで朝食を食べ、それから片付けです。風が強いのでテント畳むのがちょっと大変でしたが。

ということで10時過ぎに出発となりました!

黄金岬(北海道積丹郡積丹町)

海沿いに進んでいき、積丹町の市街地までやってきました。

ここは黄金岬と呼ばれる観光地があったので見に行ってみたんですが…

地図通りに行くと、この場所が黄金岬になります。

え、こんなもの…? と思って見渡していると、岬の上の方に建築物が見えました。なるほど、あの場所まで行けるんだな! ということで、登り口を探したところ、

ここ…かな?

看板も有りましたし、たぶん間違いじゃないと思うんですが…(後で間違いだと気づきます)

バイク一台がぎりぎり停車できるぐらいのスペースがあったので、そこに置いてとりあえず登ってみることにします。これ、車の人はどうするんだろう…?(

蜘蛛の巣をかき分けて山道を登っていきます。

本当にここであってるのかな…?(あっていません)

で、250mほど登ったところで

そこそこ綺麗な別の道を発見…

こちらが今登ってきた道です。

うん、つまり、こっちは正規ルートじゃなかったみたいですね!

正規ルートの方ならたぶんちゃんと駐車場もあるようなので、皆さんはちゃんと確認してから行きましょうね!

…ま、まあとりあえず目的地にはつけるみたいなので良しとしました。しましょう。

さらに250mほど登ると、こちらの展望台が現れます。

これを登ってみたところ…

ああ、これが積丹ブルーっていうものなのか、と実感できる風景でした。

ちょっと行くのが大変ですが、ここはオススメできます! 北海道に行く方は是非行ってみてください。

満足感から浮かれていたのか、帰り道ちょっと足をくじいてしまって、ひいひい言いながら戻りました。台無し(涙)

道の駅 スペース・アップルよいち(北海道余市郡余市町)

余市までやってきました! そして道の駅です! プレハブ!

あ、でも中身はなかなか充実していましたよ。でも店員3人もいらんだろ、とは思いました(笑)

余市で作られているお酒なんかが沢山並んでいました。余市ワインも飲んでみたいですね…。

道の駅の隣…というか敷地内にあるのがこちらの宇宙記念館。入場料は大人500円でした(入ってませんが)

なんで余市で宇宙なのかなと思っていたんですが、宇宙飛行士の毛利衛さんがここの出身だからみたいです。

宇宙記念館の裏側、こちらにも売店がありました。一応道の駅売店と書いてあります。

こちらは宇宙関連のお土産が色々置いてありました。先程の物産よりこちらのほうが充実しています(笑)

売店内にこんなのがあったんで入ってみたんですが…

三半規管壊れる。

まともに歩けないどころか、壁のほうに体が引っ張られる感覚でした。最終的には気持ち悪く…僕には宇宙飛行士は無理そうです(笑)

さて、一通り見て回ったんですが、この道の駅も宿泊厳しそうですね…。しょうがない、ちょっと電話して宿を確保したので、そちらに移動をしましょう。

ライダーハウス岡本(北海道余市郡余市町)

道の駅から1.7kmの場所にあるライダーハウス…というか、ほぼ普通の一般住宅でしょうか? ほとんど宣伝なんかをしていない場所のようで、常連さんと夏場の海水浴客の利用が多いとのこと。

他に客もおらず、この部屋で一泊1500円でした。これはすごい。

お客が多いときは雑魚寝できる大部屋になるみたいで、そちらは1000円とのこと。まだ準備できていないそうでしたが。

とりあえず、バイクを置かせてもらって、今度は徒歩で先程の道の駅…の更にちょっと先にある場所へ向かいます。

ニッカウヰスキー㈱ 北海道工場 余市蒸溜所(北海道余市郡余市町)

やってきましたニッカウイスキー工場!

工場見学は予約無しで可能でした。ガイド付きツアーも30分毎にあり、こちらは予約制。ただし空きがあれば参加できるようです。

僕は一人でゆっくりと周ることにしました。

普通にウイスキーの製造工程を見て回ることができますが、広い敷地内で建物の殆どが有形文化財だったりします。こちらは蒸留棟。

外観はこんなかんじですね。

で、ここは他の工場見学と違うことがありまして。

ウイスキーのこと以外にも、創業者の竹鶴氏…つまり、マッサンとリタ関連の展示が半分を占めていました。つまり、普通の工場見学の2倍楽しめるんです。

僕はドラマは見ていなかったんですが、ここの展示を見てかなり興味がでてきました。帰ったら本で探してみようと思います(ドラマは見ない(笑))

じっくり展示を見て回り、そしてお待ちかね

試飲です!

試飲カードというものがあり、こちらに年月日と名前年齢を書き込み、このカードと引き換えに試飲することができます。

飲めるのは3種類。シングルモルト余市・スーパーニッカ・アップルワインになります。

あと、十六茶とアップルジュースも好きに飲むことができました。

氷・水・炭酸水が用意されており、自分で飲み方を選べます。

僕は紙コップに氷と水を別に用意して、まずはそのまま、次に水を1:1にして、最後に氷を入れて飲んでみました。

シングルモルト余市は流石としかいいようがないですね。1:1のトワイスアップが一番好みでした。香りもいいですし、飲みやすいのに嫌味が無いです。

スーパーニッカはもう少しまろやかになっているのかな? 味が複雑になっていて、ブレンドウイスキーの強みがでていると思います。これは水割りが好きでしたが、たぶん炭酸入れてハイボールにしたほうが良さそうでした。

アップルワインはそのまま飲むと薬っぽいです(笑) えー、これはどうなの…? って思ったんですが、水割りまでいくと嫌な感じが消えてものすっごい飲みやすい。これもハイボール向きだと思います。安いし、これはいいですね…!

どれも美味しくて、来てよかったと改めて思いました(笑)

しかし、まあ、あれですね…

人多すぎ。

「大変混雑しておりますので、試飲は20分でお願いします」とか放送流れてましたよ…。

海外からの観光ツアーがかなり来ているようでした。ここもです。

とりあえず僕は飲み終わった後にすぐに出たんですが、どうもあれです。ちょっと物足りない。

で、試飲会場の隣なんですが。

レストランがあるんですよね(笑) つい入ってしまいました!

朝食以降食べていなくて空腹だったので、ちょっとこちらのシェパーズパイを注文してみました。

そして竹鶴の飲み比べセット!

高いけど頼んじゃいました!

シェパーズパイは下にひき肉が敷かれて、上にマッシュポテトのようなもので蓋されているんですが、これがおいしい。後でウイスキーに合わせてみたんですが、そちらはどれにも合いませんでしたが、ほっとする味でかなり良かったです。

そして竹鶴飲み比べセット!

つまみでアップルワインチョコとウイスキーチョコ、それと軽く炙ったチーズがついてきます。

まずはノーエイジから飲んでみたんですが、まあちょっと角があって尖ってますね。ただ、トワイスアップにするとチョコレートとの相性が抜群です。実は竹鶴飲んだことなかったんですが、かなり気に入りました。自宅飲みで1本買っておこうかな、って思うぐらいです。

そして、17年。

…うますぎる!

なんだこれ。ノーエイジにあった不快部分が消し飛んで、深い香りと旨味だけが凝縮されています。チョコレートをつまみにしたら、チョコレートが負けました。どれだけだよ…。

つまみもなにもなく、ストレートかロックで単体でゆっくり飲みたいお酒でした。これほしい…。

20年。17年の味を更に濃くしたかんじでした。17年が衝撃的すぎてあまり印象に残らないのが、なんかもったいないです(汗)

あ、でも僕は17年のほうが好みだったりします。寝かせる期間が長いほど美味しいって印象がありましたが、好みだとまた変わってくるんだなぁと思いました。

とりあえず、全部をゆっくり味わってかなり満足です!

そのまま気持ちいい状態でお土産物屋まで行きましたが、勢いに任せて買わなかったのはこの満足感があったからだと思います(笑)

さあ、気分もいいですし宿へ戻りましょう!

余市川温泉 宇宙の湯(北海道余市郡余市町)

ウイスキー工場とライダーハウスの丁度中間ぐらいにあります。

通常は440円なんですが、ライダーハウスでチケットを300円で売ってもらえました(キャンペーンで14枚綴が4200円というのがあったので、それだと思います)

かなり古い感じの場所で、ロッカーは入口前に鍵付きがありました。貴重品はそこに入れて、鍵は受付で預かってもらいます。脱衣所はカゴだけですね。

広さはそこそこで、洗い場もシャワー数は多いけど水が出ない場所もありました。

内湯は温泉の源泉と、変わり湯ですね。今日はりんご、って書いてありました。あとはサウナと水風呂と、露天。露天は外ではありますが囲いと屋根で全面覆われています(笑)

泉質は塩化ナトリウム炭酸水素塩泉。源泉温度は42.5℃。つまり、源泉そのままです。さらに古い温泉なので、浴槽が深い! 今は法律で深い浴槽がつくれないようなので、かなり貴重だと思います。ちょっと濁ったお湯で、肌に良さそうな泉質でした。

こちらでゆっくりとお湯に浸かり、17時頃、宿へ帰還です。

ライダーハウス岡本(北海道余市郡余市町)

オーナーのおばさまが、予算決めてくれれば夕食作るよ? と言ってくださったので500円でお願いしてみました。

で、僕はその間にすぐ目の前のセイコーマートでビールを買い出しに(まだ飲む)

で、こちら。たっぷり刺し身!

そして揚げ物!

白いご飯もついて、これで500円は嬉しい!

思わず一番搾り飲んじゃいますよ(笑)

あと、セイコーマートでしか売っていないオランダモルトっていう安い発泡酒も飲んだんですが、これは外れでした。おいしくない…。

オーナーのおばさま方と色々と話しながら飲んで、食べ終わった後もウイスキーを頂いたりしながらずっと話していて、気づけば21時でした。飲みすぎました(笑)

明日も有るのでそこでお開きとさせてもらい、僕は部屋へ戻ります。

ブログ書こうと思ったんですが、なんていうか…もうダメだ。っていう状態だったのでそのまま寝ることにします。久々にたっぷり飲んだなぁ。

ということで、本日は以上、余市はウイスキーだよね! でお届けしました。

ではおやすみなさい!

移動距離

本日の移動距離 …… 58km

累計移動距離 ……… 25095km

経費精算

★食費ルール★

1.1日の食費は1500円とする。

2.1500円まで使わず残った場合は積立として保管する。

3.保管した積立は食費に自由に使って良いこととする(豪華な食事をとれます)

20190524 食費 朝食 食パン+ママレードジャム ¥0
昼食 樽 竹鶴飲み比べセット+シェパーズパイ ¥2,260
夕食 刺し身+揚げ物+ご飯+一番搾り+オランダモルト ¥929
合計 ¥3,189
積立残 ¥27,656
交通費 ガソリン代 ¥578    
宿泊費 ライダーハウス岡本 ¥1,500    
雑費 宇宙の湯 ¥300    
日計 ¥5,567
5月計 ¥60,975
総合計 ¥723,161

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『234日目『酔地』 北海道積丹郡積丹町~』へのコメント

  1. 名前:能転気おやじ 投稿日:2019/05/25(土) 10:36:10 ID:5cf161e0e 返信

    ニッカウヰスキー発祥の地ですね。
    道の駅はトイレ休憩ありますが、ニッカの方は飲酒になるし外人多く寄りませんでした。
    竹鶴、超有名ですよねー
    じっくり寝かせたものは全然違いますか。
    都内なら1杯3,000円とかでしょうね。
    あっ、ツイッターなるもの始めてみました。
    フォローしますねー

    • 名前:静村 投稿日:2019/05/26(日) 06:47:22 ID:0c0badc7b 返信

      余市の工場のほうは、試飲しなくても寄る価値ある場所だなと思いましたよ!
      竹鶴は飲んだことなかったので、今回初です。17年めちゃウマでした。
      買おうと思って値段見たら、絶対買えないと思いましたが(笑)

  2. 名前:タイガーマップ 投稿日:2019/05/28(火) 09:10:38 ID:73696a1d1 返信

    ライダーハウス岡本知らなかったですよー
    ニッカが徒歩圏内だし良さげなライハですね(о´∀`о)
    早速メモさせて頂きました

    • 名前:静村 投稿日:2019/05/29(水) 01:54:31 ID:3a304c25f 返信

      小樽にはもう1軒ライダーハウスがあるんですが、そちらはそこそこ高額でした。
      ただ、そっちだとワイナリーも徒歩圏内です(笑)