22日目 雨雲レーダーは1時間で全然内容が変わるので信じると酷い目にあう

おはようございます!

昨日は盛岡から北に30分ほどの道の駅での宿泊でした。

少し傾斜している場所だったので、起きると体が足元方向にずれ落ちていました(笑)

まあとりあえず、心配していた雨も降らなかったようで本日も無事5時起床です。

撤収完了してからは屋内の休憩所が空いていたので、そちらでブログ更新作業を行って8時半過ぎで完了。

ついでなので道の駅の中の様子も伺ってきましたが、ここは写真撮影禁止になっていたのが残念でした。ほうれん草が名産みたいです。

出発は9時となりました。

本日の天気予報は曇のち雨。既にちょっとパラパラっと降っていますが…。

とりあえず、本格的に降ってくる前に近場を周ってしまおうと思います!

焼走り溶岩流(岩手県八幡平市)

10kmほど移動してやってきたのは国の天然記念物に指定されている焼走り溶岩流です。

こちら、岩木山の1719年の噴火によって流れてきた溶岩流が固まった場所だとか。

無料の駐車場があったのでそちらにバイクを停め、階段を登っていくと…

地獄みたいな風景が広がっていました。

向こうに見える岩木山から最大で3kmほどがこんな溶岩流に呑まれていたみたいです。

所々に植物が島となって生えていますが、それ以外は完全に荒涼とした大地が広がっていました。

その中を歩いていくわけですが、歩道の全長は1kmもあります。

そして通路も最初は砂利道でしたが、

だんだん白い珪藻類が生える大きな岩がゴロゴロと転がる歩きにくい道になっていき、歩きながら周りを見る余裕はありません。

それにほとんど風景は変わらず、案内板も3箇所ぐらいにしか無いので、ひたすら足元を見ながら足場の悪い岩の道を1km延々と歩くことになります。更には雨が降り出して…ここが地獄かな?

終点は展望台。

宮沢賢治の石碑なんかもあるんですが、彼はこの場を「鬼神の棲むところ」と表現していました。まあ気持ちはわかります。

では最後に、この展望台から全景を…

ほとんど見えない!

1km歩いてコレなので、駐車場から100mぐらいで折り返すのがいいんじゃないかなと思います!

ちなみにこの展望台は車道の横なので、車でも来れます(笑)

帰りはその車道の舗装道路を歩いて帰りました…歩きやすい道最高ですね。

金沢清水湧水群(岩手県八幡平市)

次は近くの湧き水へ。

金沢清水は日本の名水100選にも選ばれているらしいです。

こちら岩手県内水面水産技術センターの中にあり、手前に駐車場、そのまま砂利道を歩いていきます。

しばらく行くと井戸(?)が。源泉から引き上げているみたいですね。

金沢清水は日の湧出量が3.4万トンもあるそうですごい勢いで噴水みたいになっていました。

源泉の方はさらに3分ほど先のようです。

階段少しとあとは細い道が少し。

歩きにくい道でもないですし、3分もかからずすぐに到着します。

金網があるので源泉近くには寄れないんですが展望台がありました。

で、展望台から見た源泉がこちらです。

なんというか、森の中の神秘の泉といった風情です。

透明度が高いですし、噴出量が多いので波紋がかなりくっきりと見えます。

道を戻って行き岩手県内水面水産技術センターの方を覗いてみるとこの湧き水を利用してニジマス、イワナ、ヒメマスなんかを養殖していました。

かなり安価で販売もされていましたので、購入の検討もありじゃないかなと。

近くまで行くと足音で気づいたのか、すごい勢いで魚群が近寄ってきて面白かったです(笑)

さて、こちらなんですがこの金沢清水を汲むことができます。

蛇口ですが源泉そのままのものだそうで出しっぱなしになっていました。

検査等はしていないようですが、掃除のおばちゃんが居たので聞いてみるとそのまま飲んでも問題ないとのこと。

で、一口飲んでみたんですが…うまっ!

ここの水は本当にうまいです。嫌味やクセがないのに少し甘みがあり、これは魚もよく育ちそうです。

とりあえず水タンクの入れ替えと空きペットボトルにも詰め込んでおきました。

この場所、建物の入り口横にあるので平日の9時~17時しか汲めないみたいです。もし近場で行こうと思っている方は気をつけてくださいね。

いこいの村 岩手(岩手県八幡平市)

さて近場で見たかった場所は行き終わったのでお風呂に入ります!

こちら、温泉博士月号9件目になります。

宿泊施設でもあるんですが他にも屋内温水プールがあったり体育館があったりするそうです。なにかの合宿とかに使われていそうですね。

建物はだいぶ古いかんじですがしっかりと掃除されています。

ところどころの設備が古いのはしょうがないかなと思いますし、立ち寄り入浴の料金が550円というのも頑張っている印象。

温泉の方ですが脱衣所は貴重品ロッカーと籠のみ。

カランは14(内1つ故障してました)で、露天は無し。内湯の浴槽は大きいものが2つで片方はジェットバスになっています。

サウナと水風呂は完備、稼働もしていました。

泉質はアルカリ性単純泉。pHも調べると8となっていますが館内の掲示板だと7.8ぐらいって書いてあった気が…? 噴出温度は30℃ぐらいみたいです。

あまりぬるっとしていませんがかなり気持ちのいいお湯で、お湯の温度も41℃ぐらいとぬるめでのんびり入れる温度。

まだ午前中ですし長居する気はなかったんですが、あまりに気持ちいいのでちょっと時間オーバーしてしまいました。リラックスできる温泉だと思います。

12時になったところで温泉を出て次へ移動します。

幸いなことに雨も止んでいるので、今のうちに一気に進んでしまいましょう!

道の駅 石神の丘(岩手県岩手郡岩手町)

1時間ほど太平洋側に走って道の駅へ到着。

こちら規模はなかなか広めですね。

開駅日は2002年となっていますがあまり古い印象はなかったです。

店内は細長いです。棚を挟んで通路が2本という構成。

名産品はブルーベリーみたいですね。

敷地内というか、この奥には花と彫刻がテーマの野外美術館があるようでした。

入場料も大人300円と良心的ですし、見ていくのも面白かったかもしれません。

とりあえずここまで来ましたが、天気を確認してみるともう少し進んでも大丈夫そうですね。

では、次の道の駅まで行ってみましょう。

道の駅 くずまき高原(岩手県岩手郡葛巻町)

30分ほど移動して山の奥へ。

くずまき高原は周辺に牧場と山しかない場所でした。

産直のスペースがこれぐらいで、物産もほぼ同等ぐらいの広さです。

葛巻市はミルクとワインを押しているそうで、物産もワインが主でした。

売っているミルクも美味しそうです。

この牛乳飲んでみても良かったかな…?

外の売店ではソフトクリームも売っていたんですが、ちょうどテレビ局が来ていたようでリポーターさんが食べているところでした。

たぶん夕方とかに放映されたと思いますが、後ろの方に僕が映っていたかもしれません(笑)

さて、ここで改めて天気を確認します。

時刻は14時で、このまま太平洋側まで移動するか、それとも一度南下して山の中の道の駅を見ていくか雨の様子でルートを決めようかなと。

で、雨雲の動きなんかを確認するとあと2時間ぐらいは平気そうですね。南下した道の駅まで1時間半もあれば大丈夫そうですし、行ってみることにしましょう!

そしてグーグルマップに表示された道を行ってみると、とんでもない山道というか、車1台しか通れない荒れ道に案内されましたが、まあ景色は良かったです。

走るのに一生懸命になってしまってあんまり見れませんでしたが…。

アスファルトがだいぶ劣化して凸凹とか割れ目があるし、横から砂利や土が流れ込んでいたりしたので、とにかく安全運転で頑張りました。

道の駅 三田貝分校(岩手県下閉伊郡岩泉町)

そして本当に山の中にある道の駅に到着!

する直前から大雨に打たれました!

間に合わず被弾です。

天気レーダーは精度がもうちょっと上がってくれると嬉しいんですけどね…。

とりあえず雨宿りを兼ねて道の駅を確認。

どうやら、もともと学校だったものを改装しているようですね。なんか先日もこの言葉使った気がしますが。

物産もこれだけでレジを挟んだ向こう側は食堂です。

テーマ(?)が小学校らしく、片隅が音楽室だったりとなかなか面白いです。

この足踏みオルガンはご自由にお弾きくださいって書いてありましたが、この狭い室内で弾く人はいるんだろうか…。

食堂の方を覗いてみると、メニューに「給食」とかがあったり、

テーブル席もこんなんでした。

面白いけど、やっぱり先日も見たような気もします(笑)

さて、雨宿りすること30分。

時刻は16時過ぎで雨が一応止んできました。

たぶん移動したら降ってきそうなのであんまり進みたくはないんですが…この場所、本当に山の中なのでなんっにもないんですよ! 道の駅以外なにもないんです。

流石にここで宿泊は辛いので、なんとか次の道の駅まで進もうと思います。

どうせ降ってきますし、気温も16℃とかなり低く寒いのでレインコートを着込んで出発。

案の定すぐに降ってきて靴が中までぐしゃぐしゃになりましたが、1時間後に無事次の道の駅に到着しました。

道の駅 白樺の里 やまがた(岩手県久慈市)

岩手にあるのに山形です(笑)

こちらも市街地から30分以上山の中ではあるんですが、隣がガソリンスタンドやホームセンターなので先程よりはマシですね。

営業終了時間の18時ギリギリ手前に到着できたのでちょっとだけ物産を覗いてみると、中は狭いですが階段状になっています。面白い。

物産側とは別にトイレが独立していたんですが、入口前の休憩所的に使える場所は24時間開いているようでした。

どうしようもなければここに避難してもいいかなと思います。

更に先の道の駅に進むかどうか迷ったんですが、宿泊場所がちゃんとあるかも不明、雨もまだ降ってきそう、一応この場所でも泊まれそう、ということで本日はここまでとしました。

時刻は18時過ぎ、すぐ隣にあるホームセンターへ向かいます。

こちら営業時間は19時までと早いですが、食料の買い出しが可能でした。

ということで、本日の夕食はコレです!

ひどい(笑)

だいぶ寒かったので温かいものが欲しくてカップラーメンを購入しています。

気温16℃で雨に濡れて寒い中走ってきたわけですしね。熱が欲しいのです。

レンジもポットも置いてあるお店で助かりました。

あ、お酒はワインの残りです。

以外なことにこのワイン、とんこつラーメンと結構あいました。

どうもチーズと同じようなねっとり系(?)動物性タンパク質がよさそうなので、ホルモン焼きとかも合うんじゃないかなと。

で、19時少し過ぎには飲み終わったんですが、この場所ってバスの停留所でもあるようで最終バスが20時17分となっていました。

流石にそれまでは待つことにして休憩所で待機。バスが出ていった後にテントを張ろうとしたんですが…。

結構場所が微妙で、なんとかギリギリ邪魔にならずに張れるかどうかっていう所だったので色々と工夫をしていると設置完了したのが21時半ぐらいになりました。雨の中疲れた…。

その後はとりあえず濡れたグローブや靴下を外に干して(笑)、冷えた体を寝袋でくるんでホッと一息です。

今日は本当に大変でした。

雨で山道とか最悪極まる! なので、基本は移動したくないんですが、行けそうだと思うとついつい出発してしまいます。そして大抵は後悔します…。

完全に晴れの日だけ移動すれば良いんですが、一年の2/3は曇か雨ですしね。どこかで見切りをつけないといけません。

まあ、無事に今日も走りきれたので、総合的にはヨシとします!

明日ですが、まずは朝から市街地に移動することは確定です。

雨予報なので、もう少し停滞しやすい場所へ。

あと、最近は曇りと雨が続いたので大型バッテリーの充電が間に合わずついに残量0になってしまいました。

これの充電もしなければなので、ファミレスなんかでしばらく作業をすることになると思います。まあ、どうせ雨ですしね! 無理に移動するとろくなことになりませんしね!!

ではそんなわけで本日はこれにて終了。

寝袋の中は温かいのでゆっくり寝れそうです。

では、おやすみなさい!

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移動距離

本日の移動距離 …… 176km

累計移動距離 ……… 2900km

経費精算

20210622 食費 朝食 食パン ¥0  
昼食 食パン ¥0  
夕食 カップラーメン・惣菜パン✕3、食パン、赤ワイン ¥482  
  合計 ¥482
交通費 ガソリン代 ¥576    
  日計 ¥1,058
  6月計 ¥33,849
  総合計 ¥33,849

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