実際に日本一周で現地に行って食べたら本当に美味しかったもの、今回は3県まとめてになります。
まあ、やっぱり件数は3件なんですけどね!
もっとまとめての方がいいのか、それとも1件1件個別の方がいいのか、量の調整が難しいなぁと思っています。
個人的にはこれぐらいの量が書きやすいし、見る方も見やすいかなぁと思うんですけどね。
ではまあ、とりあえずどうぞ!
- 山形 -
そばの店ひらま(山形県米沢市)
チャーシュー麺(780円)
まずはこちら、東北の山の中米沢市からになります。
日本海側からも太平洋側からも同じぐらいの距離で行くのが大変だった記憶があります(笑)
さてそんな米沢市ですが、名物と言えば当然米沢牛…ですが、そちらは食べていません! 高いので!(笑)
しかし、他にも名物がありまして、こちらの米沢ラーメンも結構有名なんですよね。
米沢ラーメンの特徴としては、細打ち縮れ麺あっさり醤油とのことですが、なんていうかそれってすっごくスタンダードなかんじですよね。
実際、食べた感じとしては非常に普通というか、懐かしい感じの味だったんですが…それが全体的にクオリティがアップしたというんでしょうか、実際ウマイです。
余り大きくないお店なんですが、めっちゃ混んでいて、それが納得できるレベルでした。30分ぐらいなら並んでも満足できる、と言えばそのすごさがわかりますかね?
当時の記事はこちら。
注文から30分ぐらいですかね。カウンターの眼の前が厨房なのでずっと作業風景を見ていましたが、店主らしい方が疲れ切っています(笑) そりゃ、この混雑具合でずっと作り続けていれば大変ですよね…。
で、こちらのラーメンです。早速食べてみると、なるほどおいしい!
えーと、山形ラーメンの基本を守りつつ、新しい味にしていますね。今まで食べてきた山形ラーメンが昭和の味だったら、こちらは平成の味ってかんじです。
ちょっと塩分多めかな? 少ししょっぱいスープですが、かなり澄んだ味です。それを細めの縮れ麺が絡んで非常に具合がいいです。麺も自家製麺なんでしょうか? コシもあるし、なんだろう…えーと、カップヌードルの麺のような縮れ方の麺かな? あれよりももっと縮れ方が強い感じでした。
作業風景を見てると、茹でる前に更に揉み込んでいたので、そこらへんがポイントかなと思います。
作成中にコショウを入れているので、特に追加する必要もなくちょうどいいかんじでした。一気に食べきって、スープまでまくって、完食です! ごちそうさまでした!
店を出る時、列がまだ解消されていませんでした。もう14時過ぎなんですけど、日曜日というのも加味してすごい人気のお店でした。
ということで、まさに進化系! という味です。
これは一度は食べてみるのをおすすめしますよ!
- 福島 -
美好食堂(福島県南会津郡只見町)
ソースカツ丼(1000円)
福島県からは名物のソースカツ丼です!
ソースカツ丼、北陸から東北にかけてあちこちで名物としてあるんですが、少しずつ方向性が違うんですよね。
福島県のソースカツ丼は、トンカツでキャベツたっぷり。タレは甘じょっぱい系統です。
そしてこちらの美好食堂さんはちょっと他と違って、キャベツとごはんの間に卵焼きが挟まっているのが特徴です。
僕はカツ丼大好きであちこち食べ歩きしているんですが、やっぱり基本通りの煮カツのカツ丼が好きなんですよね。
でもこのソースカツ丼は、下手なお店で食べる煮カツ丼よりも全然美味しくて、これはアリだな! と確信できる味です。
特に卵焼きが非常にいい仕事していまして、これが完成形じゃないかなと思えるぐらいにマッチしていました。
当時の記事はこちら。
御飯の上にたっぷりキャベツ、そしてその上にタレがたっぷりかかったカツが乗っていて、見るからに美味しそうです!
こちらのお店では、通常の会津名物ソースカツ丼とはちょっと違って、ご飯とキャベツの間に卵焼きが挟まっているのが特徴です。
ではさっそく、いただきます!
まずは肉を一口…。サクッとした衣の後に肉の柔らかさが続きます。味は甘じょっぱいタレの味につづいて、胡椒たっぷりの辛さが続いて…うん、これはうまい!
そして卵が本当にいい仕事しています。ふんわりと味がついていて、このタレがついたカツとの相性が抜群です。普通のソースカツ丼には入っていないそうですが、絶対あったほうがいいですよ、これ。
僕はカツ丼は煮カツ丼派なんですが、これだったらたまになら食べてもいいです!
ただ、もうちょっと値段が安くないと駄目ですが(笑)
そのまま一気に食べきって、お腹いっぱいです! ごちそうさまでした!
ということで、味としては本当に美味しいと思います!
800円ぐらいだったら週一ぐらいで食べてもいいかなと思います(笑)
あと難点と言えば、やっぱり店の場所でしょうか。南会津郡の本当に山の中なので、ちょっと行こうと思ってもなかなか大変な場所にありますね。
でもバイクツーリングで行くには非常に気持ちがいい道なので、バイカーの方たちは良く寄っているお店のようでした。
- 千葉 -
元祖勝浦式担々麺 江ざわ(千葉県勝浦市)
上担々麺(800円)
一気に飛びまして、関東は千葉県から紹介するのは、千葉県3大ラーメンの一つ、勝浦タンタンメンの名店、江ざわさんです。
残り二つはアリランラーメンと竹岡ラーメンというんですが、こちらは食べていないんですが…でもはっきり言いましょう。
勝浦タンタンメンうますぎるので、他食べなくていいと思います(笑)
見ての通り、ラー油たっぷり、肉みそと白髪ねぎたっぷりの辛そうなラーメンなんですが…辛さはそこまででもなく、旨味の塊みたいなラーメンです。台湾ラーメンみたいなのとは全然違います。
正直そこまで期待せずに食べに行ったんですよ。
まあ、担々麺なんて辛くて味とか死んでるんじゃないの? とか思っていたんです。
ぜんっぜん違いました。
このお店に行ったときは某台風の影響でお客はほとんど居なかったんですが、1時間ぐらいなら並んでも満足できる味だと思います! 思い出すだけで涎がでてきました(笑)
当時の記事はこちら。
頼んだのは上担々麺(800円)です。
普通の担々麺との違いは、ひき肉が入っているかどうかとのこと。
そして実食!
まずはスープを一口……うっま! なにこれ、うま!
担々麺なんで当然辛いんですが、辛すぎずなんというか…スッキリした辛味です。シンプルな醤油ベースのスープとラー油が合わさり、スープだけどんどん飲んじゃいます。
そしてこのスープに非常に合う細麺。よく混ぜてから麺をすすると、旨味が押し寄せてきます。
具も葱とひき肉、そして玉ねぎがたっぷりはいっているんですが、これがまた辛味をうまく中和させて甘みをしっかり感じます。これはうまいわぁ…!
額に汗をかきながら一気に食べきってしまいました。ごちそうさまでした!
ここは文句なくオススメですね。いやあ、満足です!
ちょっと言語野が退化するレベルだったようです(笑)
千葉県住民の知り合いなんかにも話を聞くと、この店に食べに行くのは間違いなく正解! と言われました。ですよね!
房総半島に行くなら、絶対に食べてほしいラーメンだと思います。
それでは以上、飯テロ3件山形福島千葉でした!