おはようございます…。
昨日は北海道、奥尻島の岬突端にある無料キャンプ場での宿泊でした。
場所が場所だけに多少風が強いのはしょうがないとは思っていました。
ただ、テントが吹っ飛びそうになるほどの強風は想定外でした。
深夜2時、バッサンバッサンとフライシートが激しく打ち付ける音で目が覚めました。
フレームも軋みを上げ、テントそのものがいつ壊れてもおかしくないぐらいにたわんでいます。
目をつぶっても音が激しいですし、色々心配になってとてもじゃないけど寝ていられませんでした。
結局風が弱くなってきたのは5時近く。
日が少し差してきていますがやっと寝られます。
でも7時ぐらいでテントの中が暑くなってきて目が覚めました。眠いです。本当に眠い…。
いい天気は嬉しいんですけどね。
結局ちょっとだけウトウトしましたが後はとにかくブログ更新作業です。量が多いのでかなり時間がかかりました。
このキャンプ場、風が強いのを除けば景色もいいですし、虫が全然居ないので快適で良い場所です。風が強すぎて虫が居つけない理由が一晩でよくわかりましたが。
文章を書いている途中、自転車の旅人さんがやってきて少しお話をしました。
その方は昨夜は別のキャンプ場で宿泊していたそうなんですが、そちらもひどい強風で…深夜にテントのフレームが折れたそうです(怖)
まだこのキャンプ場のほうがマシだったのかもしれません。
そしてなんとか11時半過ぎに更新作業は完了。
撤収作業を行って本日は12時半スタートになります。
では奥尻島の残り半分を見にいくとしましょう!
奥尻ワイナリー(北海道奥尻郡奥尻町)
宿泊したキャンプ場のすぐ前、テントサイトから2kmぐらいの位置に、奥尻島唯一のワイナリーがあります。
現在は感染病の関係で見学などはやっていないそうなんですが、売っている商品のほぼ全てを試飲できるとのことで、ここで飲んでキャンプ場に宿泊することができるなって考えていたんです。
しかし休みだ。
土曜日も17時までしか開いていないので前日も無理でしたし、今回も縁がなかったのかなと思います。
奥尻島西側
それでは時計回りにどんどん進んでいきます。
今日もスピードを抑えてのんびり走っていきましょう。
走り始めてすぐに温泉の建物を発見。
キャンプ場からも近いですし、奥尻島でキャンプする場合はここが使えそうです。
後はなかなかの絶景を見ながら気持ちいいドライブでした。
山肌も迫力がありますし、
変な奇岩もたくさんあるので走っていてなかなか面白いですね。
途中からは海沿いの道はなくなり山の中に入っていく形になります。
上の方の道から見下ろす海もいいですね!
しかしそれにしても…ぜんっぜん他の車見ないんですが!
日曜日のお昼前後だというのに、すれ違ったのは軽トラ1台のみ。外を歩いている人も全然いません。住民の方は一体どこにいるのでしょうか…。
球島山展望台(北海道奥尻郡奥尻町)
奥尻島の右上の方に球島山という標高369.3mの山があります。
この頂上は展望台になっていて簡単に登れるそうなのでちょっと寄っていってみましょう。
車が10台ほど留められそうな駐車場があり、
ここからは階段になります。
段数は数えていったら91段でした。
登りきった先は特になにもないですね。
立て札があるだけでベンチなどもありませんでした。
しかし景色はなかなかのもの。
写真は海側だけですが、右手の方に山の中腹がずっと広がっていて、240℃ぐらいのパノラマビューとなっています。
奥尻島には他に「展望台」と名前がついている場所は無いため、島唯一のポイントみたいでした。
稲穂岬/北の岬さくらばな/賽の河原/賽の河原公園(キャンプ場)(北海道奥尻郡奥尻町)
のんびり走っていった結果、奥尻島の右上の先端、稲穂岬に到着したのは13時半でした。
流石にお腹も減ったので、お土産処兼食堂のさくらばなさんでご飯を食べていこうとしたんですが…。
なんと、ちょうど前のお客さんでお米が無くなってしまったそうで。がーん、ショックだな。
麺類ならできるということだったんですが、僕はイカの刺身定食が食べるつもりだったので…何も食べずに店を出ます。がっかり。
しょうがないので周辺だけ見ていこうと思います。
この場所は賽の河原公園という名前がついていて、駐車場から奥の方に向かって左右にある芝生はテント泊OKだそうです。
先程会った自転車の旅人さんはここに宿泊してテントが折れたみたいですね。ここも風が強かったです。岬ですしね。
一番先端はそのまま「賽の河原」という霊場だそうで、
お墓らしき石碑に地蔵、卒塔婆のような木札、あとは大きな石がゴロゴロと積まれています。
地震被害の慰霊碑はここにもありました。
更に海側は石が転がっているだけでなく、積んだ石塔が数え切れないほど並んでいました。
しかし荒涼としているわけでも、物悲しくなるような空気でもなく、ちょっとカラッとした感覚でした。なんででしょうね。
先端から戻ってきてキャンプ場の方を見ていきましょう。
基本はフラットな平面で傾斜もないですし、テントは非常に張りやすそうです。
トイレは2箇所あり、
片方は水シャワーみたいなものがついていました。使えるのかな?
もう一つは食事処の目の前です。
どちらもしっかり掃除されています。というか、奥尻の公衆トイレいくつか見かけたんですがどれも凄くしっかり掃除されていました。
水場も屋根がついていて雨の日も問題なさそうです。
張り紙がないのでおそらく飲用可。
ここも無料とは思えないクオリティです。奥尻島にあるキャンプ場はどこもレベル高いなぁ。
駐車場の横にはやけに低い展望台がありました。
木製の階段が少しグラグラして怖いです。
まあ高さが高さなので景色は…。
どちらかというと休憩所的な扱いかなと思います。
一通り見終わって時刻は14時。
やっぱりお腹が減ったので、一度フェリー乗り場近くまで移動していきます。
食事処 まつや(北海道奥尻郡奥尻町)
フェリー乗り場から少し南に行った辺りが商店街というか、個人商店や島唯一のセイコーマートなどが集まっている地区になります。
そこにある小さな食堂でお昼を食べることにしました。
奥尻島では食堂も数件しかないので、観光シーズンはここも大混雑しているそうです。
こじんまりとしたお店で座敷が3つ、4人がけのテーブル席が2つとカウンターがあります。
あと、古いカラオケセットとか置いてあったり、妙に生活感のあるノスタルジーな店内でした。
離島ですが値段はかなりリーズナブルですね。
本当に地元の人が食べに来るお店というかんじです。
現在、営業時間は14時半までだったので本当にギリギリにお店に飛び込む形になってしまいました。
もう半分ぐらいお店閉める準備していたのに、快く対応していただけてありがたいです。
で、注文したのは塩ラーメン(700円)になります。
実はここのラーメン奥尻島に観光に来る方には結構有名だそうで。テレビ局の取材なんかでも取り上げられたり、フェリー乗り場にも張り紙(広告?)があったりします。
で、味の方なんですがスープは結構濃い目の味付けですね。
肉体労働者向けというか塩分が多いかんじですが、嫌味がなくてあっさり。
特徴的な旨味などもなく、非常に素朴な味付けですね。
そして麺ですが、こちらはちょっと不思議な触感。
ツルッとしてはおらず、かといってボソボソしているわけでもなく…。
変な話なんですが麺じゃなくてご飯を食べているようなイメージがありました。なんでだろう。
上に乗っている具はチャーシューにメンマ、ナルトにわかめにお麩。
チャーシューとメンマは特にこれといってないんですが、ナルトが凄い美味しいです。魚肉の味が濃い。あとわかめもやっぱり美味しいですし、スープをたっぷり吸ったお麩っていうのもなかなかよかったです。
全体的に「すごく美味しい!」ってわけではないんですがふつうに美味しい定食屋の味かなと思います。
値段も安いですし、住んでいる近くで営業していたらたまにふらっとご飯を食べに来そうなお店じゃないかなと思います。
では、ごちそうさまでした!
宮津弁天宮(北海道奥尻郡奥尻町)
食後は少し遠回りして道を戻ります。
ついでに走っていない道を少し埋めてから島の東側、海沿いにある弁天宮を見に来ました。
こちら、外周道路を走っていると真っ赤なお宮がかなり目立つんですが、
長い階段を下って、さらにまた登る必要があります。
これ、行きも帰りも辛いやつじゃないですか…。
しかし実は裏道がありまして、すぐ横にある漁港。こちらは車道があるのでちょっと遠回りして降りていくと、
下の部分からスタートになります。
これなら帰りは楽ですね!
石段は段数は多くないんですが、1段1段が高いです。
ちょっと登るのが大変でした。
そして一番上には真っ赤なお宮がぽつんとあります。
ここ、確かに高い位置にあるんですが、周辺は木に覆われていて全く景色が見えないのがかなりもったいなかったです。
もう少し整備されていたら景色のいい名所になっていそうなんですが…残念でした。
奥尻小学校(北海道奥尻郡奥尻町)
弁天宮から外周沿いに少しだけ南にあるのが、奥尻島に2つある小学校の内の1つ、奥尻小学校です。
生徒数は41人。もう一つの青苗小学校が31人ですので、奥尻の小学生は全部で72人となります。
学年別も見てみると、2つの学校を合わせて
1年生 16人
2年生 8人
3年生 12人
4年生 13人
5年生 11人
6年生 12人
こんなかんじみたいです。
思ったよりバランス取れてますね。
しかし1学年10人前後…。僕は1学年40人クラスが4組ある小学校だったので、ちょっと想像ができない世界です。
交友関係とかどうなるのか興味深いなぁなんて思いました(笑)
東風泊海水浴場(北海道奥尻郡奥尻町)
奥尻島4つある無料キャンプ場もここがラストです。
ここはまあそのまま海水浴場の草地がテント宿泊OKとなっているだけの場所になります。
なので水場も整備されていますし、
水シャワー併設のトイレがあります。
すぐ裏手が民宿で、その横には居酒屋もあったりするのでここで宿泊しつつ飲みに行くのも良さそうでした。
ただ、やっぱりここも風が強いですね…。
フェリー乗り場まで7kmぐらいなのでここで宿泊していこうと思っていたんですが、また昨日みたいに風で寝れないことになりそうな気がします。
できれば今日はしっかり寝たいです。ものすごく眠いので!
なのでここでの宿泊は断念。別の場所に行くことにしました。
うにまる公園キャンプ場(北海道奥尻郡奥尻町)
はい、そんなわけで昨日最初に見に来たうにまる公園で宿泊することにしました。
ここもそこそこ風がありますが、テントは木に囲まれている場所に張りましたし、
少し低い場所なのでおそらく大丈夫でしょう。
ちょっと虫は多いですが、テントの中なら関係ないですしね!
では先程のまつや食堂があった商店街にあるセイコーマートへ買い出しにいってきましょう。
はい、では今日はこちら。おつまみ3点セットにスナック菓子と〆の惣菜パン。完全に飲むためだけのやつですね!
そしてお酒はウイスキー割り!
今日はなんと1.1kgのロックアイスの袋にそのままウイスキーと割材を放り込みます(笑)
暑い時にコーラとかでやっている人を見たことがありますが、ウイスキーでこれやっている人は見たことないです。僕が初ですかね!(笑)
そうしたらロックアイスの袋に穴が空いていて盛大に漏れました。
ギィニャーーー!!(発狂)
まあもったいないので飲みますが…。
でもつまり袋が密封されていなかったわけなんですが、この氷大丈夫なんでしょうかね?
いや、もう飲んじゃったのでいまさらどうにもならないわけですが。
イマイチ締まらない結果になりました。大袋ウイスキーとかテンション上がっていたんですが、もうがっかりですよ…。
さて、場所がうにまる公園ということで、暗くなるとモニュメンテがライトアップされました。
アルコールがたっぷりはいってフラフラした足取りでうにまるの周辺をぐるぐるまわります。
他に1台車が見学に来ていましたが、僕はかなり怪しい人だったと思います(笑)
このキャンプ場はライトアップも気軽に見れるのは素晴らしいですが、逆に観光シーズンだと人が夜に多く来るので落ち着かないかもしれませんね。
写真を撮った後はテントに戻り、片付けをして本日は終了となります。
明日は朝早くに起きて撤収、7時出港のフェリーで奥尻島を離れます。
もう一日ぐらい居ても良かったんですが、もう一通り見て回ってしまったので。
まあ一日キャンプ場でぼうっとしていても別に良かったんですが(笑)
しかし今年の旅はまだ続くので、そろそろ北海道から引き上げていきましょう。
では非常に眠いので21時で本日は就寝です。
以上、おやすみなさい!
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移動距離
日の移動距離 …… 74km
累計移動距離 ……… 11379km
経費精算
20210829 | 食費 | 朝食 食パン | ¥0 | ||
昼食 まつや 塩ラーメン | ¥700 | ||||
夕食 セコマ 惣菜パン・おつまみセット・スナック菓子・ほうじ茶ハイ・ジンジャーハイ/クリームパン | ¥1,054 | ||||
合計 | ¥1,754 | ||||
日計 | ¥1,754 | ||||
8月計 | ¥54,661 | ||||
総合計 | ¥193,052 |