84日目 滋賀県と奈良県の間に京都が挟まっているのは今まで知らなかった

おはようございます!

昨日は洗濯がしたかったのでネットカフェでの宿泊でした(笑)

全て作業が終わったのが3時半過ぎで、さて更新完了して寝ようかなと思ったんですが…なぜかそこで漫画を読み出す馬鹿がいました。

ネットカフェでお金払っているんだから漫画も読まないとね! とか思ったアホは、そのまま寝ずに読み続けて…結局朝までずっと読んでました。眠い(当然)

それでもきっかり8時間で店を出て、荷物を積み込んで出発は9時半過ぎとなりました。

さあ、では今日も元気にいくことにしましょうか!(頭フラフラ)

近江國一之宮 建部大社(滋賀県大津市)

今日も今日とて神社参り。

いや、無料で楽しめるんで神社は優秀な観光地だと思うんですよ。

こちらの建部大社はヤマトタケルを祀った神社で、お札の絵柄にも使われたことがある有名な神社になります。このお札、図鑑で見たことありますね。

進んでいくと神門が見えますが、なんか色々ついていますね。こういうのはちょっと横においてほしいなんて思う観光者。

ヤマトタケルの伝承は色々ありますが、大筋としては女装してクマソタケルの宴に忍び込み暗殺。その後出雲では相手の武器を偽物にすりかえて太刀あわせを申し込み、殺害。

草薙の剣を与えられたあとに火攻めにあい、剣で草を切って火をおこして迎え火で撃退。その地の敵は全て皆殺しにして焼き捨てて平定。

あとはしばらく諸国を平定していきますが、剣を持たずに伊吹山の神を殺しに行って逃げ帰えり、病気になって、三重県あたりで死亡、という流れになります。

概略にしちゃうと酷いなこいつ。

ちなみに家系的には八幡神のおじいちゃんにあたるようです。

拝殿もかなり立派ですね。でもやっぱり看板がちょっと…。

もうちょっとこう、雰囲気に合わせたものにしてくれればいいのに。

拝殿と本殿は繋がった形になっていました。

で、本殿なんですがこれがまた珍しい形で、同じ形のものが2つ並んでいます。

左側がヤマトタケルのもので、右側はオオナムチ…大国主の権殿になるそうです。

周辺にある支社はほぼヤマトタケルの親族や部下のものでした。

他にも多くの摂社があり、ぐるっと見て回るだけでも30分以上かかります。

由緒ある立派な神社ですし、ゆっくり見て回るのもなかなかおもしろい場所じゃないかなと思います。

瀬田唐橋(滋賀県大津市)

次は神社から1kmの位置にある橋です。

琵琶湖の一番下の瀬田川になった細い部分に架かっている橋なんですが、古くから交通の要所とのこと。日本書紀にも地名がでているとかなんとか。

「急がば廻れ」のことわざの、周った先の道とはこの瀬田唐橋のことを差すようで、琵琶湖の方を船で渡るのは天候などで遅くなることもあったことから、瀬田川まで行って橋を渡ったほうが早い、みたいな由来だとか。

この場所、古代の争いなどの決戦の場にもよく使われていたそうで、有名な俵藤太の百足退治もここだそうです。あれです、鏃に唾を付けて倒したっていうやつです。

まあ、調べてみたら実はこの橋に大蛇に化けた人が居て、それを恐れずに踏みつけたことで百足退治を依頼されただけで、ムカデは三上山に住んでいたそうです。

つまり、この橋では退治していないみたいですけどね! 欺瞞情報でした。

立木観音(立木山安養寺)(滋賀県大津市)

お次はお寺になります。久しぶりに神社じゃないです。

こちらは瀬田川を下っていった先にある立木山にある安養寺というお寺だそうです。

道沿いにある駐車場からは階段を登っていく必要がありました。

まあ、僕もあちこち行っていますし、多少の階段ぐらいなら問題有りません。

ちょっと寝ていないので頭がぼーっとしますが、良い眠気覚ましになりそうですね!

少し階段を登っていくと、弘法大師の像がありました。

このお寺は弘法大師が42歳の厄年の時に開いたそうで、そのため厄除けのご利益があるとのこと。

さらに階段を登っていくと、折り返し部分にお地蔵様がいました。

で、さらに階段を登っていくととまたお地蔵様が…

さらにさらに階段を…階段を…

なげぇよ!!

そしてウルサイよ!(涙)

全身汗まみれになりながら、ひいひいと階段を登っていき、ついに上まで登りきりました。ラスト30段を根性で登りきります。

つ、ついたーー!!

数えたらなんと、803段もありました。死ぬ。

とりあえず休憩所があったのでここで暫く休憩です。

よくもまあ、こんな場所につくったものです。

それにしてもなんというか、昭和で時代が止まってますねここ。

落ち着いたところで境内をまわり、観音像にお参りをしていきました。

この観音像も弘法大師が光る霊木をみつけて、観世音菩薩が化けた白鹿の力を借りて入手できたので、観音像として掘って安置したという伝承です。

各地で弘法大師の伝承は見ますが、この人本当にあちこちで神様に会いまくってますね(笑)

この場所なんですが更に上には厄除けの鐘楼が、さらにさらに上に登ると奥の院もあるそうですが、僕はここでギブアップです。もう登りたくない…。

裏側の山道もあるようですが、そちらは一番近いバス停まで40分歩く必要があるとか。

行くにはかなり根性がいる場所ですが、毎月17日には縁日が開かれて地元で親しまれている場所だそうです。すごいな。

帰りも約800段の石段を降りて、駐車場に戻る頃には足が生まれたての子鹿のようにガクガク震えていました。なるほど、白鹿というのはこの暗喩だったわけですね!(違うと思う)

和束共同浴場(京都府相楽郡和束町)

結構汗をかいたのでお風呂に…というわけではなく、ちょっとチェックした先が不安だったので見るだけ見ていこうと寄ったのがこちらの共同浴場。

グーグルマップにも載っていない地元でのみ使われている場所みたいなんですが。

なんと、料金が100円!

昨日シャワー浴びたばっかりだったので入っていくつもりはなかったんですが、これはひとっ風呂浴びてもいいかな…と思ったんですが、開店が17時からでした。残念。

でもここは奈良を周り終わった後にまた寄りたいですね。100円は魅力的ですし。

道の駅 お茶の京都みなみやましろ村(京都府相楽郡南山城村)

さて、滋賀県から奈良県に向かうんですが、その途中に京都をちょっと通過する形になります。

もう少しで三重県の伊賀、ぐらいの位置にあったこの道の駅で少し休憩をしていくことにしました。頭もフラフラするし体もガクガクしていますので。

2017年に開駅したばかりということで、かなり綺麗な場所でした。

あまり広くないんですが、上品な形に統一された店内です。

名物はお茶。葉だけでなく、抹茶等を使った商品が色々と並んでいました。

周辺もお茶畑が広がり、なんとなく地元の静岡を思い出します。

この辺りは商店もほとんど無い関係で、奥の方はコンビニみたいな品揃えになっていました。

休憩所も綺麗で冷房が効いていて、ゆっくりするにはかなりいい場所だと思います。

抹茶を使ったソフトクリームなんかも人気みたいなので、ちょっと遠回りして寄っていくのもいいんじゃないでしょうか。

天神風の道公園 展望台(奈良県奈良市)

さて、十分休憩もしましたし、ついに奈良に入りました!

まずは近場の展望台へ。

こちら小高い山の頂上にあるんですが、かなり道がわかりにくいです。山肌にへばりつくように民家と細い路地があるので、どう進めば良いのかちょっと迷いました。

一応公園となっていますが、あるのはこの展望台ぐらいですね。ちょうど草刈り作業が行われていました。

展望台からの景色はこんなかんじです。

おお、というほどの絶景ではないですが赤い橋がきれいに見える良いビュースポットなんじゃないかなと思います。

風も気持ちいいですし、わりと好きな場所でした。

道の駅 針テラス(奈良県奈良市)

奈良県最初の道の駅はこちらの針テラスです。

なんだこの名前と思ったんですが、正式名称は針T・R・S。場所が針町で、TRSは「Tea Time Resort Station」の略でテラスだそうです。

で、この場所なんですがなんでもライダーの聖地なんて呼ばれているそうです。特に何かあるわけでもないんですが、駐車場が広く、ツーリングの中継点としてバイクが集まりやすい場所だったので自然とそうなったとか。

本日も凄い数のバイクがありましたが、今日平日ですよね…?(おまゆう)

駐車場は広いんですが、物産は中規模程度ですね。

奥に食堂があり、また別棟はレストランやラーメン屋などの食事処が集まり、さらに駐車場の反対側にはまた別の物産があったりと、キャパシティはかなりのものです。

しかしこの道の駅、実は運営会社が家賃滞納・自己破産したそうで2018年から別会社が運営委託されているとのこと。また、敷地内に温泉施設があるんですが、そちらも8月から閉鎖中。食事処のほうも開いている店は2件だけとなんともひどい状態でした。

でも人はかなり集まってますね。インター出口のすぐ横でトラックも沢山来ていますし、集客力はあるんですよねぇ…。

なんか居ますが(笑)休憩所も過ごしやすい場所でした。

道の駅の敷地が本当に広いので(関西最大級らしいです)、あちこちウロウロ見て回っていて疲れたのでちょっとここで休んでいくことにします。

で、気づいたら机に突っ伏して寝てました。

電池が切れたみたいでした。

気づいたら時刻は16時前。30分ぐらい寝ていたみたいです。やっぱり無茶じゃったか…。

まあとりえず目が覚めるとだいぶスッキリしました。昼寝はやっぱり効率がいいですね! これでもうちょっと活動できそうです。

さて、時間が時間なんでこの場所で宿泊もいいんですが…絶対夜うるさいです(笑)

できればもうちょっとしっかりと寝たいですし、別の場所を探してみようと思います。

道の駅 レスティ唐古・鍵(奈良県磯城郡田原本町)

で、西に50分ほど走って市街地にある道の駅にやってきました。

途中山を抜けてきたんですが、走っていて寒いです! 急に気温が下がりましたね。暑いよりはいいですが、そろそろ秋なんでしょうかね…。

さて、こちらの道の駅は開駅日が2018年。とってもきれいです

敷地はあまり広くなく、市街地なのでかなりコンパクトにまとめられている印象ですね。

三階が展望台で、そちらからの風景です。

まあ、市街地ですしそんなに高くもないのでこんなんですね(笑)

ただ、この辺りには唐古・鍵遺跡という弥生時代の大規模な遺跡があったそうで、その史跡あとの公園が目の前に広がっていたりしました。

発掘された土器に描かれていた特徴的な楼閣の復元などもされているようで、意外と観光できそうな場所じゃないかなと。

休憩所は机がないタイプですが、空調も万全で居心地のいい場所です。

夜も開いていたらここで寝てしまうんですが、残念ながら18時で閉じてしまうとのこと。

まあ、国道沿いではありますがそこそこ良い屋根もあったので、今日はココで宿泊決定としました。

休憩所や外のベンチなんかで時間を潰し、19時になったところで近くのスーパーに買い出しへ…とバイクに戻ったところで、現地のライダーさんに話しかけられました。

モンキーに乗られていたんですが、ずっと自分で手直しをし続けてもう17年も同じものに乗っているそうです。すごい。とてもそうは見えないピカピカ具合でした。

なんでも今日は仕事が終わってからちょっと周辺を走っていて、荷物満載のバイクを見て気になったとか(笑)

そのまま1時間ぐらい話していたんですが、そろそろお弁当が売り切れてしまうかもだったのでそこで打ち切らせてもらって僕はスーパーへ向かいます。

800mほどの位置に24時間開いているスーパーがあり、そこで半額のお惣菜をゲット。お弁当類は流石にもう無かったですが、焼きうどんと山芋焼き、焼き鳥と金麦で本日の夕食です。

しかし、今日は本当に涼しい…というか寒いですね。

ビール飲んでいてかなり冷えてきていました。

21時、ささっとテントを張って今日はフライシートも全てしっかりと掛けて(暑いと半分だけ)、本日は終了となりました。

今日は非常に眠い一日でした(自業自得)

やっぱりちゃんと寝ないと駄目ですね。今後はこういう馬鹿なことをしないように気をつけたいと思います。

明日からは奈良観光を行います。見る場所がいっぱいなので、あまり距離は移動しないと思いますが、まあじっくり周っていこうと思います。

さて、では眠気が限界です。もう今日は何もできないですね。

明日からまたがんばるので、今日はもう倒れるように寝ておこうと思います。

おやすみなさいぃ……。

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移動距離

本日の移動距離 …… 114km

累計移動距離 ……… 6760km

経費精算

★食費ルール★

1.1日の食費は1500円とする。

2.1500円まで使わず残った場合は積立として保管する。

3.保管した積立は食費に自由に使って良いこととする(豪華な食事をとれます)

20200914 食費 朝食 無料モーニング ¥0  
昼食 無し ¥0  
夕食 すき焼き風うどん・山芋焼き・やきとり・金麦・烏龍茶 ¥623  
その他 菓子パン ¥96  
  合計 ¥719
  積立残 ¥34,177
交通費 ガソリン代 ¥379    
  日計 ¥1,098
  9月計 ¥22,411
  総合計 ¥179,565

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