61日目 遠回りすることを…強いられているんだ!(集中線)

おはようございます!

昨日は群馬県の山の中、尻焼温泉の近くでの宿泊でした。

標高が850mもあるため、夜は涼しい…というか朝方は寒いぐらいでした。

やっぱり夏は北海道か山に行くのが一番ですね!

朝起きてからなんですが、昨日話していたおっちゃん達に朝食をごちそうになってしまいました。

朝からトーストとベーコンエッグ、コーヒーの組み合わせ。最高です。

自分ひとりの旅だと、ほぼこんなまともな朝食食べないので(笑)

テントは撤収済みでしたので、朝食を食べたところで本日は直ぐに出発です。

ブログはまだ書いていなかったんですが、ちょっと急ぎたかったというのもあります。

というのも…

草津温泉(群馬県吾妻郡草津町)

本日は草津温泉に来たかったからです!

土曜日ということで観光客が多くなる前に周っておこうという考えですね。

まず中心街までバイクで進みましたが駐車場がなかなか見つからない。有料ならすぐ近くにあったんですが、無料となると少し離れてしまうようです。

で、結局天狗山第一駐車場に停めたんですが、たぶん無料で考えるならここがベストじゃないかなと思います。

もうちょっと近い場所にもあるんですが、どうも地元のボランティアでやっているそうで開いている時間が不規則、最低でも9時にならないと開かないそうです(駐車場隣のスーパーのおばちゃん談)

バイクを停めた駐車場から温泉街には1.3km程、草津西の河原公園という中を通る必要があります。

こちらには露天風呂(600円)や足湯(無料)なんかもありますし、10分ぐらいしかかかりませんのでそこまで大変ではないですね。

公園を通り過ぎると温泉街に入っていきます。

まずは定番のお土産屋などが並んでいる細い道を進んでいくんですが、

温泉まんじゅうの試食を薦められます(笑)

そしてこちらの丸井堂さんのおまんじゅうなんですが、めっちゃうまいです。

緑茶も頂いて店主のおっちゃんと話していたんですが、今年はやっぱり観光客は全然だそうです。だいたい例年の半分ぐらいで、補助金でなんとかやっていけるぐらいだとか。

どこもやっぱり大変ですよね…。

本当に美味しかったので買おうか迷いましたが、とりあえず行きですしまた後で考えることにして先に進みます。

そうしたら、すぐ先にある長寿店さんでも温泉まんじゅうの試食が(笑)

つい手にとってお茶ももらって食べてしまいました。温泉まんじゅうでお腹が膨れていきます。

丸井堂さんのに比べてかなり柔らか目ですかね? 見た目は同じですが、だいぶ感じが違うなぁと思いました。

さて、そのまま少し歩くと温泉街の中心部、湯畑に到着。

湯畑はつまり、高温の源泉をここに通すことで、自然と温度を下げることができる装置だそうです。

最初はそれだけでしたがここで湯の花を採取できることで、湯の畑ということで湯畑に。この名称も近代になってからついたそうです。

湯畑の周りには観光用のお店と宿、立ち寄り湯などが立ち並んでいます。

その中にあるこちらの白旗の湯は、観光客も無料で入れる共同浴場とのこと。

まあ当然、入っていきます!

人が居たので写真はありません。

中はそこそこ広めですね。

脱衣所は棚だけですが、すぐ目の前が湯船なので防犯的には大丈夫じゃないかと。

こちらは湯船が2つあったんですが、1つはものすっごく熱くてとても入れませんでした。なんでも48℃ぐらいあるそうです。

もう一つの方は丁度よい湯加減で、浸かってみると思わずため息が漏れる最高のお湯でした。

草津温泉は非常に強い酸性のお湯です。

場所によって多少前後しますが、pH値はおおよそ2~2.1ぐらい。7が中性なので本当に強い酸性です。

その性質上、石鹸等は使うことができないようでしたが(石鹸はアルカリ性の為)、お湯だけで十分に汚れが落ちるとのことです。

弱い硫黄の匂いを楽しみながら暫く浸かり、ちょっと混んできたところでササッと撤退です。

湯畑のすぐ横には足湯もあるので、共同浴場はちょっと…という人もこちらで楽しむこともできるようです。

まあ、一応入っておきました(笑)

そしてお次はこちら、千代の湯です。

こちらはなんと…無料で入れる共同浴場なんです!(効果音)

いや、実は草津温泉なんですが、無料風呂が複数あるんですよ。

そうなると、とりあえず全部入らなきゃ! ってなりますよね?

なのでこちらにも入っていきましょう。

こちらは人が居なかったので中を撮影できました。

かなり狭い場所で、一度に入れるのは2~3人といったところでしょうか。

脱衣所と浴室が扉で区切られているのもちょっと防犯的に心配になります。

浴室も狭めですね。

先程の白旗の湯はこのサイズの浴槽が2つあるような感じでした。

しかし、入ってみるとやっぱり最高に気持ちいいです!

結局最後まで人が居なかったので温泉を独り占めでした。贅沢。

そして最後はこちら、地蔵の湯です。

3つの中で一番ここが混み合っていました。

浴室と脱衣所が一体型というか、浴室の一部が一段だけ上がった床の間みたいになっていて、そこに棚が置いてあるだけです。

浴槽は一番ここが広いですね。5~6人ぐらいなら入れる広さでした。

建物の目の前が足湯もあるちょっとしたスペースになっているため、バイクや自転車を横に停めることができるのも混雑する原因かもしれません。停めて良いのかはわかりませんが。

とりあえずこちらが最後になるので、ゆっくりと浸かっていきます。

そういえば、ふと壁を見ると「シャンプーを使った方は床を綺麗にしていって下さい」と書かれていました。水が出る蛇口があるので、石鹸の使用もできるわけですね。

バイクに洗面道具置いてきてしまっていたの、ちょっと失敗でした。

温泉の湯で髪を洗っていたので、たぶん明日とかパサパサになると思います(笑)

さて、共同浴場も3つとも周り終わりましたし、これにて草津観光は終了です。いやあ、堪能しました!

帰り道に先程の長寿店さんで「さっきのにいちゃん、もう一個食べていきな!」と、また温泉まんじゅうを渡されたのでそちらをいただき、のんびり草津西の河原公園を歩いていきます。

で、行きに見ていたけど入らなかった足湯。

とりあえず休憩ついでにこちらも味わっていきます。

ただここ、お湯はぬるいんですが日差しを遮るものがないので暑い!

10分ぐらいでギブアップでした。

本日の天気は曇り時々晴れといったところ。

草津温泉は標高1000mを超えているため気温は低めなので、日陰は涼しいんですけどね。

道の駅 草津運動茶屋公園(群馬県吾妻郡草津町)

駐車場まで戻って移動すること10分。

草津にある道の駅でちょっと休憩していくことにします。

こちらは道路を挟んで両側にあるタイプで、架かっている陸橋で移動できるようになっていました。

物産は当然、温泉関連のものが多かったです。

あと、花豆という標高の高い場所で採れる花いんげん豆が名物みたいです。花豆ソフトクリームなんかも売っていました。

休憩所は冷房はついていませんが、外気温が低いので十分快適です。

で、ここでちょっとこの後のルートを調べることにします。

というのも、草津から長野方面に抜けるには本来、292号線を通っていけばすぐなんです。

しかし、草津白根山が現在警戒レベル2、有毒ガスが発生しているということでバイクは通行不可となっています。

ということで、このルートは行けません。

となると、少し下がって59号線から登っていくルートになります。

が、この道は万座ハイウェイという有料道路。そして、125cc以下は通行不可とのことでした。

ということで、こちらも通れません。

となると、つまり…

こうなるわけです。

め、めんどくさーい!

つまごいパノラマライン 北ルート

しかしまあ、他にルートもないですし行くしかありません。

途中、北海道みたいだと人気のあるパノラマルートを走ったりしていたのでなかなか楽しくはありましたが。

2時間ほどかけて長野県須坂市の市街地に到着。ガソリンの補給とイオンで簡単に昼食をとって、群馬県との県境に向かいます。

毛無峠(長野県上高井郡高山村)

ついにたどり着いた…この先がグンマーだ!

ということで、一部ネットで有名なこの画像の場所を実際に見に来ました(笑)

標高は1823m。

峠ではありますが長野県側からしか来ることができません。なかなか厳しい山道を進み、最後にちょっとだけダートになります。

どんな未開の地かと思ったんですが、来てみると結構人が居ますね。

風が強いため、グライダーを飛ばすのに人気のスポットなんだそうです。

そして荒れ地部分はほんの少しだけでした。

登山ルートにもなっており、高原の緑が一面に広がる素晴らしいスポットです。

ちょっと登ってみて先程の荒れ地を見るとこんなかんじでした。

少しガスが出てきてしまって遠くは見渡せませんでしたが、晴れているときに是非もう一度来てみたい場所ですね、ここは。

渋峠(群馬県吾妻郡中之条町)

毛無峠から一度道を戻って、群馬側に抜け少し北上。

やってきたのは日本国道最高到達地点の渋峠(実際は少しだけ群馬側)になります。

高い! そして寒いです(笑)

なんでも年間気温は20℃を上回ることはないとか。

さらにガスがでてきてしまって、全然景色が見えません! なんてこった…。

しかし悲しく思いながらもまあしょうがないと諦めて、そのまま長野側に少し進むと、

そちらは霧もなく広大な景色を見下ろすことができました。これはすごい。

ちなみにバイクで行ける国道の最高到達点はこちらですが、その縛りをなくした場合は長野県と山梨県の堺にある大弛峠(2320m)が1位とのことです。

…そっちも見に行ってみようかな?

澗満滝展望台(長野県下高井郡山ノ内町)

渋峠から長野側に降りていくと展望台があったのでちょっと寄っていきます。

こちら、駐車場からほんのちょっとだけ登りますが、5分もかかりません。すぐです。

四阿と水道もある小さな広場になっていて、ここから滝を望むことができるようですが…

まあ、小さいですね(笑)

若山牧水の石碑などがあり、この滝のことを詠っていたりしているようです。

実際の所、小さい割にはなかなか悪くないじゃん、って思えるので、労力も最小限ですので寄るのもいいんじゃないかなと思います。

道の駅 北信州やまのうち(長野県下高井郡山ノ内町)

さあ、やっと道の駅に到着です。

時刻は17時過ぎですし、今日はもうここに宿泊ですかね。

店内は中規模で、野沢菜やおやきが売っているのを見ると長野に入ったなぁという気がすごくします。

外に机とベンチもあり、割と悪くないかなぁと思ったんですが…

なんとこの道の駅、閉店時間になると門が閉まってしまい、門の外にはベンチ一つありません! 休憩できない!

ここに来てやっとブログ書いていたんですが、追い出されてしまってしょうがないのでブロックの上に座って膝の上で書いていました(涙)

更に野宿ポイントもいまいちで、屋根ありで行けそうなところは下がゴツゴツした砂利です。これは痛い。

本来なら絶対に泊まらない場所なんですが、今日はもう疲れていましたし、ブログの更新が終わると辺りも真っ暗になっていたのでここで妥協します。

まあ、銀マット敷けばなんとか寝れるんじゃないかなと。

買い出しはすごく楽な場所で、目の前にセブンイレブンがあります。

まあ僕はセブンイレブンあんまり好きじゃないので、2kmほど離れたローソンに行きますが(笑)

本日は鳥めし重とメンチカツバーガー、ローソンのいつも第3のビールです。

外に椅子も机もないので、久しぶりにテントの中での食事でした。

本日は前から一度は行ってみたかった草津温泉に入ることができて個人的にはかなり満足しています。

そして群馬もついに終了。だいぶ居たような気もするんですが日数にすると10日程度みたいですね。

無料キャンプ場が使えたらもう数日伸びていたと思います。

さて、そして長野県です。

今回の旅の出発当初、少しだけ南の方を通りましたが、今度は北の方から順番に下っていく予定です。長野県は数箇所無料キャンプ場がありますし、涼しいところだったらそこでゆっくりしていくのも良さそうです。

本日の宿泊場所も標高500m超えでなかなか涼しいです。

ただ、やっぱり下が少しガタガタしていますね。銀マットの上に寝袋を敷いていますが、それでも違和感があります。コット出そうか迷いましたが…うーん、まあ大丈夫かな? とりあえずこのまま寝てみようと思います。

では以上、群馬県最終日でした。

おやすみなさい!

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移動距離

本日の移動距離 …… 167km

累計移動距離 ……… 4717km

経費精算

★食費ルール★

1.1日の食費は1500円とする。

2.1500円まで使わず残った場合は積立として保管する。

3.保管した積立は食費に自由に使って良いこととする(豪華な食事をとれます)

20200822 食費 朝食 トースト・ベーコンエッグ・プチトマト・コーヒー ¥0  
昼食 惣菜パン☓2・スポドリ ¥330  
夕食 鳥めし重・メンチカツバーガー・第3ビール ¥793  
その他 菓子パン(明日朝食) ¥105  
  合計 ¥1,228
  積立残 ¥23,301
交通費 ガソリン代 ¥488    
  日計 ¥1,716
  8月計 ¥84,170
  総合計 ¥146,324

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