後半戦を別の写真で振り返ってみる 251日目~255日目

251日目

後半戦71日目。

無料宿泊車両から出発して、まずはオンネトーへ。

天気は悪かったんですが、予想していたよりなんていうか「イイ」場所でした。

何にもないんですけどね、ここに行った旅人さんに話を聞くと、みんな好評なんで何かがあるんだろうと思います。

そのあとは阿寒湖周辺をあちこちへ。

写真はアイヌコタンですね。小さい商店街ぐらいのお土産物屋があるだけ、っていう印象です(笑)

ニュー阿寒ホテルは北海道地域雑誌の「HO」で無料で温泉に入れたんですが、通常は1300円もします。

でも、1300円以上の価値は絶対にあると断言できる場所でした。すごいですよここ。

最上階の温泉もいいですが、屋上の「天空ガーデンスパ」は一度は行く価値があります。

ホテルって基本的に高いだけで風呂は大したことが無い場所が多いんですが(全国周った僕調べ)ここは本当におススメ。だいたい毎回「HO」に載っているようなので、北海道に行った際は雑誌を買って是非行ってみてください。

そして阿寒湖から摩周湖の方へ向かうんですが…霧が酷くて前が見えない…。

北海道で走っていて、一番か二番目ぐらいに怖かったです。視界5mとか初めての経験でしたが、ここが最後の経験じゃなかったのが北海道の怖いところですね…。

夜は旅人宿昭栄を開いているサダヲさんに声をかけていただいて無料で宿泊させていただきました。

ここ、外観がちょっと古いんで躊躇しますが、中はめっちゃ奇麗です。ベッドやシーツなんかもちゃんと掃除されていて、すっごく居心地よかったです。

この日はそのあと、他の宿泊客(日本・台湾・香港)とお酒飲んでものすごく盛り上がりました。ここの経験で本当に英語はもう一回勉強しなおさないとなぁと思っています。まだしていませんが(笑)

252日目

後半戦72日目。

朝から出発して、まずは多和平展望台へ。

すごく北海道らしい牧場地帯がどこまでも続く景色でした。天気が良ければもっと良かったんですけどね!

そのあとは、無料野湯である、和琴温泉へ。

屈斜路湖に突き出した半島にあるんですが、広くてきれいに整備されていていいお風呂でした。

脱衣所もありますが、まあ丸見えでした。入りましたけどね!(笑)

このあとはコタン温泉というまた無料野湯にも行ったんですが、そちらは清掃中で入れず…。

引き続き先へ進みます。

屈斜路湖にはもう一か所、野湯となっている砂場という場所があるんですが、完全に観光地になっていてここは入れない場所でした。

湖の砂場を掘ると下からお湯が沸きだしてくる場所で、せいぜい足湯できるぐらいでした。

屈斜路湖の北側にある山を登り、ハイランド小清水725という場所にある展望台。

ここは北海道を全部回った中でも屈指の風景が見れる場所でした。

かなり坂を上っていくのがつらいので自転車だとちょっときついと思うんですが(GROMでもかなりつらかったです…)ここからの展望は是非一度は見てほしい場所ですね。

屈斜路湖の次は摩周湖です。

摩周湖、今回はほとんど霧がかかっておらずはっきり見えたんですが…かっこよすぎじゃないですかね!?

僕は今回の旅ですっかり摩周湖のファンになってしまいました。奇麗とかじゃなくてかっこいいんですよ、この湖。

今のところ、僕の中の全国湖ランキングで1位です(笑)

夜は開陽台の無料キャンプ場に行ったんですが、バイクの登り口がこんなのでした。

なんとか登ることはできましたが…はっきり言って、ちょっとでも雨が降ったら降りられないなと思って結局登り口手前の駐車場にテント張ってました(笑)

後で他の旅人に聞いたら、いろんな人が挑戦しているみたいですが、何人かはやっぱり転倒しているそうです。もうちょっとこう、なんとかしてくれませんかね?

253日目

後半戦73日目。

開陽台を出発して、まずは無料野湯の養老牛温泉 からまつの湯へ。

ここは北海道で入った野湯の中で、僕は1位をつけています。石鹸が使えないのは残念ですが、本当にいい場所でした。

水着禁止で混浴なので女性は無理だと思いますし、ちょっと僻地にあるので行くのが大変ですが、がんばって行ってみる価値がある場所だと思います。

温まった後は、裏摩周湖を見てからこちらの神の子池へ。

薄く青い神秘的な池なんですが、何よりその透明度に驚きます。

未舗装の砂利道の先にあるんですが、無理しても行く価値がある場所です。

清里町は名所が多く、裏摩周湖・神の子池・そしてさくらの滝が有名みたいです。

こちらは落差もほとんどなくて水量もそれほどでもないんですが、妙にほっとする滝でした。

あとは道の駅を経由しながら先へ先へ進んで行きます。

写真は道の駅 しゃりの斜里町マスコット、しゃりっとさんです(笑)

斜里町はかなり広くて、このまま知床の先の方まで斜里町みたいでした。

観光地も多く、こちらの天に続く道なんかも有名ですね。

本当に空に向かって道が伸びているようで、一見の価値はあると思います。

観光バスなんかも来ているぐらい有名な場所になっていました。

夜は国設の知床野営場へ。

本当は道の駅に宿泊するつもりで進んできたんですが、キャンプ・テント禁止になっていました。

数年前まで大丈夫だったようなので、だいぶマナーの悪いキャンパーがいたんだと思います。

数年後、全国の道の駅でテント泊ができなくなるかもしれませんね…。

254日目

後半戦74日目。

知床自然センターへまず移動して雨の様子を見ながら少し待機していましたが、大丈夫そうだったので熊の目撃が頻発している野道を通ってフレペの滝へ。

幸い、熊は出ませんでしたが、すぐ横で鹿がもしゃもしゃしているまさに野生の王国でした。

その後雨が強くなってきたので、知床五湖は見るのをあきらめてしばらく待機。

雨が止んだタイミングで、知床峠を通過しました。

ここも景色が良いと評判だったんですが、やっぱり霧で何も見えず…。

知床周辺は本当に天気がいい日が全然なかったので、リベンジしたい場所になっています。

羅臼側に降りた先には、非常に有名な野湯、熊の湯がありました。

峠越えで体が冷え切っていたので入らせてもらいましたが、設備的にはここが一番充実していました。

男湯と女湯が分かれていて、女湯がちゃんと囲われています。そしてなんと、石鹸の使用が可!

岩のところに排水溝があるんですが、ちゃんと下水につながっているようでした。入ってきた野湯の中だと、ここ以外には使える場所無かったですね。

宿泊は、熊の湯の目の前にある知床国立公園羅臼温泉野営場へ。

昔は無料だったようなんですが、あまりにも酷いキャンパーが長期で居座っていたため、仕方なく300円の料金を取るようにしたそうです。

…ほんと、マナーが悪いキャンパーは滅んでほしいなぁと思います(怒)

255日目

後半戦75日目。

この日も本当に寒い日でした。

道東、そして知床周辺は北海道の中でも格別に寒い地域で6月でも一桁台の気温とか当たり前でした。

寒いのでまず、熊の湯で温まります。

次に野湯の、漱石温泉に行ったんですが、ここは海没してて無理でした(笑)

中も、海藻類が占領してて、ちょっと入るような状況じゃなかったです。

その先にある相泊温泉はそこそこ整備されていたので、こちらは入ってきました。

脱衣所もないですし、道路から丸見えですし、他にもカップルがいたりしましたが(女性は入ってませんでした)、えいやーっと入ってしまえばなんとかなります(笑)

温泉で温まった後は、一気に南へ移動です。

途中、道の駅に寄ったりしましたが、この辺りは本当に何もないので。

根室まで移動して、この日はライダーハウス鈴木さんで宿泊しました。

サンマ丼で有名な鈴木食堂の店主さんがやっている宿なんですが、1200円の割に洗濯機もシャワーも無料で使えていい宿でした。

バイクで日本一周しているヤエ丸さんもここでお会いしましたね。どこかでもう一度ぐらい会うかなぁと思ったんですが、結局ゴールするまで会わなかったです。神奈川でニアミスしたかな?

そしてもう一人徒歩の旅人さんと、三人でよく飲んで盛り上がって、楽しい夜でした!

以上、251日目~255日目でした!

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