日本一周での野宿の心得【道具編1】

さて、今回は野宿道具についてです。

といっても、基本はキャンプ道具を揃えておけば問題ないんですが。

せっかくなので旅をしていて感じたことなんかを書いていこうと思います。

僕も旅に出る前に、実際に使った人の意見なんかが気になったので、参考になればと思います。

テント

まずはテントからです。

旅をしているときに時々見かけたのは、ベンチにそのまま寝る! という旅人。

話を聞いてみたところ、慣れれば平気だそうです。すごい。

ということで絶対必須ではないですが、まあ普通は必須です(笑)

どんなテントがいいのか? となると、条件は色々あると思いますが、僕の個人的な感覚としては、

・耐久度はそれほど重要じゃない(国内なら買い替えが容易なので)

・中で座れるだけの高さはあったほうが良い(天井が低いとコットが使えません)

・組み立てや解体が簡単で早いものがいい(毎日行う作業なので)

・通気性はそこまで気にしなくても良い。張る場所のポジショニングで対応したほうがいい。

・重さは移動方法の兼ね合いで変わるが、なるべく軽くは基本。

こんなかんじですね。

旅に出る前は、とにかく旅の間に壊れないよう、という耐久度と、夏の間の快適さを考えて通気性に重点を置いていたんですが、実際はそこまで重要じゃなかったな、という感想です。

壊れても一晩なんとか我慢すれば、次の日に買い替えができますので(僻地以外)

まあつまり、組み立てが簡単で、そこそこ広さがあって、なるべく重くないものを選ぶのがいいかな、と思います。ワンタッチテントは耐久性がわからなかったので選びませんでしたが、意外とありだったかも。(旅中に聞いたところ、意外と壊れないそうですし)

グラウンドシート

必須。

使っていない人も見ましたが、僕は絶対要ると思います。

まず、テントの下って意外と脆いです。下になにか敷くかしないと、小石なんかで容赦なく貫通します。

あと、地面が濡れてたり、芝生だったりすると、テントを撤去するときがかなり面倒です。

グラウンドシートがあると、片付けも簡単になります。別にしっかりしたものでなく、ブルーシートのようなものでもいいと思いますが、下に敷くものは用意したほうが良いです。

エアマット

寝る際に下に敷くと、寝心地が全く違います。

種類としてはいくつかありますが、メリット・デメリットを簡単にまとめると、

・サーマレストマット(メタルコーティングしてある板状のマット)

→メリット

設置・撤去が簡単。

→デメリット

ちょっと硬いので寝れるかは個人差がある。

持ち運ぶのにかさばる。

・エアマット(エアのみ)

→メリット

コンパクトに持ち運べる。

寝心地もそこそこ良い

→デメリット

空気を入れる/抜くのが結構めんどくさい(半自動で空気が入るものもある)

・インフレーターマット(エア+ウレタン)

→メリット

寝心地は抜群に良い

エアが自動で入るので(多少追加はいるが)設置は比較的楽。

→デメリット

サーマレストよりはコンパクトだが、エアマットよりは嵩張る

ちょっと値段が高い

これぐらい留意しておけばいいかと思います。

まあ、何を重要視するかで変わります。僕は持ち運びをコンパクトにするのを重要視したので、エアマットにしました。

本当は疲れた後に、サッと寝れて、撤収も楽なサーマレストがコンパクトに持ち運べれば一番良かったんですが。

あと、いわゆる銀ロールだけで寝るのはおすすめしません(笑)

コット

足が短いローコットは、使い所が限られますが、必要なときに無いと泣けます

ぶっちゃけ、道の駅なんかで下がコンクリートだったらマットだけで十分でした。が、キャンプ場なんかで石がある場合は無いときついです。あと、通常時も寝心地も全然違います

しかし、組み立て・撤去も少し時間がかかるので、余裕がある時でしか使えないです。

旅中の宿泊場所を基本キャンプ場にするなら持っていったほうがいいかと思います。

必須ではないですが、余裕があれば、でしょうか。

ちょっと長くなったので、次回に続きます。

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