【静村百景】とは
私、静村が実際に日本全国を旅して見て周った中で、
「ここは本当に良かった!」と全力でおススメできる、厳選された観光地になります。
ただし、季節や天候などの、見に行った時の条件でも差が激しいので、
あくまでも「私が見に行ったタイミングでは」良かった場所ということをご了承ください。
(※一応予防線を引いておく)
では、今回ご紹介するのはこちら。
袋田の滝(茨城県久慈郡大子町)
茨城県の左上。
かなり標高の高い山の中に、袋田の滝がある大子町はありました。
海岸線から奥に向かっていったんですが、坂の勾配もなかなか厳しく原付のパワーだと行くのが大変なぐらいでした。
袋田の滝は観光地として力を入れていて、滝近くの駐車場はバイクでも500円もかかります。
1kmほど離れると100円の駐車場があるので、ちょっとだけ遠いですがこちらのほうがいいですね。
無料の駐車場もあるという噂も聞いたことがあるんですが、僕は未確認です。
歩くのも、滝から流れ出る川がなかなか見事で、飽きることはありませんでした。
500mほど歩くと、観光客向けの商店が並んでいますし、ぶらぶら店先を歩きながら進んで行くとあっという間に入口まで到着です。
こちらの滝は入場料が必要になります。
大人300円。
滝で入場料が必要とか言われると、無料じゃない分評価基準も高くなりますし、ただ滝を見るだけにお金を払うのもなぁ…という気持ちになるんですが。
まあ、ここは騙されたと思って入ってみてください。
入ってすぐにあるのはトンネルです。
中もなんというか、小汚い(笑)ただのトンネルですね。
長さもあまりまりません。300mぐらいかな?
少しだけ上り坂になっているので、これを進んで行くと、途中で外に出られるように枝分かれしています。
1ヶ所は、またもやどこにでも現れる「恋人の聖地」のオブジェ。
旅人の中にはあえて聖地巡りしている人がいたりするので、集客効果もあるにはあるんでしょうが…費用対効果は不明です(僕はかなり低いとにらんでいますが)
そして途中の枝道から見れる滝の様子がこちら。
立派な滝であることは間違いないんですが、この時点ではまだまだ普通です。
写真で見えている左側の滝見台からが本番ですね。
目の前の迫力。
かなり規模の大きな滝なので、この滝の正面の位置からの迫力はかなりのものです。
この規模でこの距離っていうのは、他ではほとんど見たことが無いですね。
さらになんと、エレベーターで上にある別の滝見台へ行くことができます。
そこから見た景色がこちら。
あ、絶景だ。
さっきまで目の前にあった大きな滝、それが全体のほんの一部でしかなかったことがわかります。
横から、正面から、そして上からと違う表情を見ることができるこちらの滝。
日本三大名瀑の一つとしても数えられることがあるそうですが、納得の場所でした。
普通の滝って人口でどうこうされても大して意味が無い場所が多いんですが、ここは滝を見せるための工夫がしっかり考えられていました。
これならまあ、入場料もしょうがないかな、と納得してしまいます(笑)
秋には紅葉も奇麗だそうですし、冬には滝が凍る「氷瀑」というものを見ることができるそうです。
僕もまた、違う季節に是非見に行きたいと思っています。
以上、静村百景 ”袋田の滝” でした!