おはようございます!
昨日は赤城山の麓にある道の駅での宿泊でした。
標高はそれほど高い場所でもないんですが、それでも盆地の底の方と比べれば全然マシでなんとか寝れるレベルは確保できました(笑)
まあやっぱり少し寝にくくて寝不足気味ではあるんですが…。
しかしまあこの場所、机と椅子があるのでブログも書きやすくて、今日は9時前に出発できました。
そして、本日は山に登ろうと思います!
赤城山
群馬県のほぼ中央にある赤城山は標高1828m。
…となっているんですが、実は「赤城山」という山は存在しないそうです。え?
なんでも複数の山を一つにまとめた火山帯の名称が赤城山だそうで、一番高い黒檜山が1828mとのこと。へーへーへーへー(ボタン連打)
市街地からゆるい坂道を登っていくと、どんどん涼しくなっていきます。
そして山上にあるカルデラ湖、大沼(おの)に到着しました。美しい!
実はこの湖のすぐ横に無料のキャンプ場があって、本当はそこに宿泊しようと思っていたんですが、なんと今年から事前予約制に変更されてしまったので断念したという経緯があります。
で、まあちょっと寄って偵察だけしてみたんですが…これは酷い。
お盆ということで人だらけですし、キャンプ禁止場所となっているところにもガンガンテントが設置されています。僕ですら事前にちゃんと禁止だって調べたのに…。
犬の散歩をしていたおじさんとちょっと話したんですが、湖の外周はどこも酷いものだそうです。これはそのうち規制されんじゃないかと。
キャンプ場の写真を撮る気にもなりませんでした。
赤城神社(群馬県前橋市)
さて、気を取り直して大沼の湖畔にある神社にやってきました。
こちらは赤城山をご神体とする赤城神社の総本宮になります。
しかし、神社の参拝者用の駐車場で机と椅子を広げて食事をしている人達はなんなんでしょうかね?
赤城神社は由来がよくわかっていない神社でもあり、本社ではないかと推測されている場所も3箇所あるようです。
ここは小鳥ヶ島という大沼にある島?(陸続きでしたが…)に神社が建っていて、他の神社と区別するために「大洞赤城神社」と呼ばれることもあるとか。
元々は別の場所に神社があり、1970年に現在の場所に移設されたとのこと。
元の場所には神水と呼ばれる湧水がでていたそうで、現在の手水所にもそこから水道管で引っ張ってきているそうです。
境内は拝殿と本殿ぐらいの非常にシンプルな場所でした。
御祭神は赤城大明神と、後は大国主とかフツヌシとか有名所が何柱かセットで。江戸時代に徳川家康も合祀されたそうです。
神社はすぐに見終わってしまいますが、すぐ隣の大沼はいつまでも見入ってしまいました。
こちらの大沼と少し南にある小沼も神格化されていて、そちらと山がセットで赤城大明神とされているとのこと。
この景色を見ていると、ここを神様とした人たちの気持ちもなんとなくわかる気がしました。
県道257号線と268号線の間(群馬県沼田市・みどり市)
さて、赤城山を一度北に抜け62号線へ。
そこからおとなしく南下すればよかったんですが、ふと地図を拡大してみると、
257号線と大滝のある268号線の間も細い道が通っているじゃないですか。
お、この道を通ればショートカットできるな、ってことでそちらに進んでみたんですが。
やめときゃよかった
正直、バイクの進む道じゃありません。
というか、荷物満載の12インチノーマルタイヤのGROMで来ていい場所じゃありません。ハンドルが取られて、全く進めませんし、すぐエンストして止まってしまいます。
なんとか両足で支えながら、ハンドルを必死に押さえつけて、数m進んだらエンスト。また少し進んだらエンスト、と繰り返していました。歩いたほうが早いよ!
なんで僕はこんな道に来てしまったんだろう、と本気で後悔しました。
タスケテー! タスケテー! って叫びながら必死に進んでいきます。
最初に思ったところで引き返せば良かったんですが、ここまで来ちゃったし…ということで先に進んで地獄を見ています。損切りができない…!
最終的に1時間以上かけて砂利道を抜け、舗装路に出たところで大喝采!
もう今日はこれでゴールでいいよね!?
道路が平らって本当に素晴らしいです。全身汗まみれ、腕と足はプルプルしていて力も入らないんですが、アクセル回すだけでちゃんと進むって最高ですよ!
尚、この道ですが。
途中ですれ違ったのはフル装備のオフロードバイクが3台だけということでお察し下さい…。
あー、本当に疲れた!
で、その後軽快に舗装された山道を走っていると、いきなり横から黒いふさふさ物体が飛び出してきてきました!
大きさは中型犬を太くしたぐらいで、やけにつやつやとした黒い毛皮、どっしりとした体格、四足を大きく振って軽快にバイクの横を駆け抜け…って、
く、熊だー!!!Σ
子熊かなと思ったんですが、よく剥製で見るサイズなのでたぶん成獣だと思います。本州なのでツキノワグマですね。
バイクのちょっと前を走ってから飛び出したのと反対側に抜けて走り去っていきました。
突然の出来事に呆然です。そっかー、熊って早いんだなぁ(遠い目)
熊は朝方に餌場に移動して、夕方に住処に戻るって聞いていたんですが、お昼手前でもこんなことあるんですね。
今後は昼間でもちゃんと警戒していきましょう。あれは徒歩じゃあ逃げられない(実感)
小中大滝展望台/大滝/袈裟かけ橋(群馬県みどり市)
山道を下っていく途中、車が大量に停まっている場所が有りました。
駐車スペースは10台分ぐらいなんですが停めきれず、道路まで溢れています。人多すぎ。
こちら川遊びができるスペースがあり、奥には展望台があるようです。
展望台までは180mほど登る必要があるようですが…うん、まあちょっと行ってみましょう。
足がプルプルして辛いですが(涙)
登った先には面白い吊橋がありました。
袈裟かけ橋というそうですが、階段になっている吊橋って初めてかもしれません。木製橋だと時々見ますが。
そこそこ急な階段で吊橋なので揺れてちょっと怖いです。
で、その先に進むと崖に突き出すように展望台がありました。
この眼の前には大滝と呼ばれるなかなか立派な滝が、
よく見えませんでした。
展望台、仕事して。
せっかくの展望台ですが、この場所で一番面白かったのはこの吊橋だったと思います。
下から見上げるのもなかなか絵になります。
実は滝もこの橋からの方がよく見えました(笑)
山奥で道も大変な場所にありますが、水遊びするにはなかなかいい場所じゃないかなと思います。
しかし、こんなに混雑しそうな場所でもないんですが、やっぱり今年は人混みに行きたくないっていう心理が影響しているのかもしれませんね。
道の駅 くろほね・やまびこ(群馬県桐生市)
さて、山を脱出して人里に復帰です。
でも山と比べてやっぱり暑いですね! 死にそうです。
こちらは本当に小さい道の駅で、普段はかなりのんびりしている場所じゃないでしょうか。
食堂のほうも「休んでお茶をどうぞ」なんて張り紙があったりと、ゆっくりとした空気が流れていそうです。
が、本日は戦場です。
食堂は満席、給茶機の冷水は間に合わずぬるくなり、皿洗いが間に合っていません。おばちゃんが必死に洗っていました。
物産も狭い店内に人が集まっているのでぐるっとひと回りするのも大変でした。
まあそんなわけだったので、疲れていましたが休憩はしないでそのまま移動を再開です。
もう13時過ぎてますし、どこかでお昼を食べてそこで休憩をしようと思います。
酒処 ふる川暮六つ相生店(群馬県桐生市)
で、やってきたのは桐生市にある、ひもかわうどんで有名なお店です。
だから連休に有名店に何故行く。
…いや、近くだったのでつい。ひもかわうどんはどちらにしろ食べるつもりでしたし。
まあほら、14時閉店で13時半着ですし、きっと空いて…
大行列ですね。
デスヨネー。
でももうほかの店を探す気力もなかったので、とりあえず名簿に名前を書いて近くのドラッグストアに避難しました。こんな暑い中並んでられるかあ!
今日は本当に暑いので気をつけないとです。
クーラーが効いた店内で少し涼み、麦茶を買って一気飲み。ふう、少し落ち着きました。
14時半ぐらいには列に戻り、店内に入ったのは15時過ぎ。注文ができたのは15時半近くでした。本当にお盆ってやつは…。
さて、とにかくお腹が減っていたので注文は、冷おろしひもかわ大盛(950円)にしました。おお、これは美味しそうです。
具はシンプルにいんげん・きゅうり・わかめのみ。大根おろしたっぷりで涼しげでいいですね。
そしてこちらが群馬県桐生市の名物のひも川ですね。
なるほど、太くて薄いです。
なんでも由来としては愛知県のきしめんが元祖で、当時の愛知県刈谷市の地名「芋川」がなまって「ひもかわ」になったとか。群馬関係ないやん。
ま、まあ現在はきしめんとはある種別扱いな気もしますしいいんですが。
しかし、幅広麺といってもまあこの太さなら割とよく見る…あれ? なんか奥の方…
布巾かな?
どんぶりにギリギリに入る太さです。限度ってものがあると思うんですけど?
もうここまで来ると麺じゃないですね! 面ですね!(うまいこと言った)
非常に食べにくいなあと思いつつ、啜るんじゃなくて齧るように食べていきます。
お味の方ですがこれは面白いです。表面はツルツルしているんですが食感は固め。なんというか、噛みごたえがあるワンタンを食べているような感じです。
汁の方はよくあるうどんのものですが出汁も効いていますしなかなかです。この汁と大根おろしがマッチしてひも川の独特の触感と合わさってかなりのうまさです。
うん、これは写真で絵になりそうなもりひもかわ(もり蕎麦のうどん版?)じゃなくて正解だったと思います。大根おろしがうまい。美味しく食べるならこっちが正解だったんじゃないでしょうか。
あと、結構ボリュームがあります。まあうどんですしね。
食べているとあんまりうどん食べている気になりませんでしたけど(笑)
結局最初に店に来てから2時間かかりましたが、まあ食べに来てよかったかなと思います。美味しく全部いただきました。ごちそうさまです!
でも平日に普通に来るのが正解だとは思いました(笑)
白瀧神社(群馬県桐生市)
さて食後は桐生市を少し観光。
こちらの白瀧神社はかなり由緒ある場所だそうですが、観光客は一人もいませんでした。
境内も狭く、寂しい限りです。
小さいですが神楽殿もありますし、割と掃除もされている感じなんですが。
こちらが拝殿。
御祭神は八千々姫命と白滝姫命。どちらも機織りの神様とのことです。
桐生市には桐生織という織物があるそうで、伝説では白瀧姫と呼ばれる女性が伝えその後祀られたとがこの白瀧神社となっています。
一応日本遺産にも登録されている由緒ある場所なんですが、地味過ぎて観光名所にはなっていないようです。
でもまあ、地元でひっそりと大切にされている場所のようですし、このままでもいいんじゃないかなとも思います。
桐生織物記念館(群馬県桐生市)
桐生市ではもう一箇所観光へ。
先程も書きましたが桐生市は織物が有名で、こちらの記念館では展示や販売を行っているそうです。
入場は無料だそうなので、とりあえずちょっと見ていこうかなと思ったんですが。
うん、そうですよね。
普通に考えればお盆なんだからお休みするのが当たり前なんですよね!
なんかお盆は観光業や飲食業が休みじゃないのが普通な気になっていました。
稼ぎ時ではあるんでしょうが、ちゃんと休日を取れるいい職場じゃないかなと思います。(良い話風にまとめてみた)
さて、まあ最後は肩透かしに終わりましたがとりあえず観光は終了です。
時刻は17時近くですし、本日の宿泊場所を考えないといけません。
で、しばらく地図を見ながら唸っていたんですが、今日はとにかく暑いんですよね。
たぶん低地だと暑すぎて寝れないのでなるべく標高が高い場所にしたいです。しかしもう探す時間もないですし…うーん、よし、同じ場所でいいや!
道の駅 ふじみ(群馬県前橋市)
ということで、朝出発した道の駅に戻ってきました!
ここなら多分寝れるんじゃないかなと思います。
夕食はさっき食べたばっかりだったのでお腹が減っていません。
でもお酒は飲みたいし、無性に甘いものが食べたい(疲れた)ので、初めてほろよい買ってみました。今までは3%とか無視していたんですが(笑)
味はまあ完全にジュースですね。あんまりお酒飲んでいる感じはしませんが、甘くて冷たくて一気に飲んじゃいました。これはこれでありかな?
19時、暗くなってきたところでテントを張って本日は終了です。
今日はとにかく疲れました。前々から未舗装路に行くのはやめようとずっと思っていたのに、なんで今日に限って行ってしまったのかわかりません。反省できていない。
もう次は絶対進みませんからね! たぶん!(笑)
あと、お盆に有名な飲食店に行くのももう止めたいです。
まあこれは移動のタイミングとかもありますし、できればそうしたいぐらいの気持ちです。
とりあえず反省はしましたし、これからの旅に活かしたいと思います。
さて暑さの方ですが、嬉しいことにちょっと雨が降ってきたのでこの後は気温も下がると思います。
少し寝不足気味ですし、今日は早めに寝てたっぷり休んでおきましょう。
では、おやすみなさい!
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移動距離
本日の移動距離 …… 142km
累計移動距離 ……… 4196km
経費精算
★食費ルール★
1.1日の食費は1500円とする。
2.1500円まで使わず残った場合は積立として保管する。
3.保管した積立は食費に自由に使って良いこととする(豪華な食事をとれます)
20200815 | 食費 | 朝食 おにぎり☓2 | ¥0 | ||
昼食 ふる川 冷やおろしひも川大盛り | ¥950 | ||||
夕食 ほろよい☓2・惣菜パン・午後の紅茶無糖 | ¥436 | ||||
その他 麦茶 | ¥84 | ||||
その他 菓子パン(明日朝食) | ¥96 | ||||
合計 | ¥1,566 | ||||
積立残 | ¥21,794 | ||||
日計 | ¥1,566 | ||||
8月計 | ¥56,633 | ||||
総合計 | ¥118,787 |