キャンプをしている人ならきっとみんな悩んだことがあるんじゃないかなと思います!
水場がちゃんと整備されている場所ならまあいいんですよ。
きちんと下水につながっていて、他の家庭と同じように排水される場所なら、別に特に悩むことはありません。普段自宅でしているように、洗えばいいだけなんで。
しかし、キャンプ場によってはそうできない場所があります。
下水ではなく、近くの川や湖にそのまま直結で排水されている場所があるんです。
で、そんな場所なんで当然…洗剤が使用不可なんですよね…。
こちら、山形県のとあるキャンプ場の湧水になります。
無料で使えて山小屋まである非常に良いキャンプ場なんですが…水場はこの1ヶ所。
そして、洗剤が使用不可でした…。
こんな場所でがっちりで肉を焼いてしまったため、クッカーは油だらけ。
こびりついた汚れは全然落ちず、泣きそうになった記憶があります。
その際は結局、強火で油を焼き切って対処して、次の場所でしっかりと洗ってから使用する形で対処しました。
で、今回はちょっとこの点をどうにかしたいなと思って色々と調べてみました!
家庭用台所洗剤
さて、まずは最初に普通の台所洗剤になります。
こちら、僕もスポンジと一緒に持ち歩いていて、排水が整っている場所ならこれを使って洗い物をしています。
自宅とは違ってお湯が使えないので、油汚れはちょっと落ちにくいですが…まあ、それでも通常使って問題ないぐらいには奇麗になります。
しかし、使用不可になっているキャンプ場も多いのがネックではあります。
今回調べたところ、実は最近の家庭用洗剤ってかなり進歩していて、2日ぐらいでちゃんと分解はされるそうなんですが。
昔問題になっていてリンなども使われていないそうで、自然にはだいぶ優しくなっているようでした。
が、禁止されているものを使うわけにはいきません。
ということで、次はこちら。
天然素材台所洗剤
無添加の自然素材だけを使った、環境に優しいと言われている台所洗剤になります。
この手もは洗浄力が弱いという話も聞きますが、最近はまず問題ない品質だという話でした。
肌にも優しいことが多く、手荒れ防止にも役立つとかなんとか。
普段から家庭で使う分にも良さそうです。
しかし、これも調べたところ、実はこの手のものも完全に無害というわけではないそうです。
なんでも、通常の洗剤が分解までが2日のところ、1日で分解されるということで間違いなく自然に優しいとのこと。でも逆に言えば、1日は残るみたいなんですよね。
湖なんかに流れ込む場所だと、やっぱり使いにくいんじゃないかなとは思いました。
そこで改めて調べたところ、ある意味最強のものを見つけました。
それがこちら。
重曹
万能の白い粉、重曹です。
水に溶かして拭けば汚れは激落ち、油汚れもお任せのすごいやつです。
そしてなんと、↑の重曹って食用にも使えるんですよね。カルメ焼き美味しいです。
そんなわけで、洗剤を使えない場所だとこれが最強だと発覚しました。これは良い発見。
注意点としてはお湯で溶かすと非常に強いアルカリになるそうでちょっと危ないっぽいです。ちゃんと水で溶かしましょう。
ということで、今回の旅には重曹を持っていくことにしました!
まだ買っていないので、出発までには用意しておくつもりです。
ウェットティッシュ
あと忘れちゃいけないのはこれですね。
アルコールタイプのウェットティッシュ。これがあれば、水場が無い場所でもさっと拭くだけ!
酷い汚れ以外なら下手するとこれだけでいいんじゃないか? となる便利アイテムですね。
食器以外にも色々と重宝します。
手はもちろんのこと、僕はテントを撤収する前によく汚れをこれで拭き取っていたりします。ほら、あれです。鳥とか虫とかが色々と汚してくれるので…。
キャンプには必須アイテムの一つに間違いないですね!
まあ、そんなわけで今回の旅の洗い物は、通常洗剤・重曹・ウェットティッシュの3本立てで対処しようと思っています。
自炊多めにする予定なので、ここらへんはきっちりしておかないとですからね!
ああ、あと酷い汚れは先にキッチンペーパーなんかで拭き取っておくといいそうなんで、そちらも用意していこうかと思います。
さて、ふと気づくと、料理関連の道具だけでホムセン箱の半分ぐらいが埋まりそうです(笑)
持っていくのは大変ですが、その分色々と楽しめればいいなぁと思います。
では以上、キャンプ場での洗い物事情についてでした!
出発まで残り…10日