シリーズ「日本半周に持っていって実際に使っていたアイテム」
本日はGROMに設置したウィンドスクリーンとリアキャリアについてです。
積載量が少ない…というより、全く無い(笑)GROMをなんとかするため、リアキャリアを色々と探しました。しかし、見つかるのは本当に小さなキャリアばかりで、とても日本一周の道具を載せるには足りません。
で、まだ未発売のものまで探した結果、その前のモーターサイクルショーでKijimaさんが発表していたのが、アドベンチャーシリーズでした。
これだ! って思いましたね。
発売日を待って待って…そして延期(涙)
なんとか出発直前の2月には発売されたため、急いで取り付けをしてもらいました。
リアキャリアを取り付けるに当たって、リアフェンダーが邪魔になるため、こちらもKijimaさんのフェンダーレスキットに変更しています。まあ、それだけだと純正のウインカーが邪魔をして、サイドバックが付けられません(笑)
気づいていなかったので、あとでウインカーだけ交換しました。工賃が無駄にかかりました…自分でやればよかったかも。
リアキャリアは設置した時点でちょっとだけシートから浮いています。
キャリアがある状態でもシートがはずせるように…とのことですが、無理です! シートを外すにはキャリアは外さないとちょっときついです。まあ、シート内も収納スペースはほぼ無いので、旅の間に取り外すことは1回も無かったです。
そのまま荷物を乗せると支えているポールに重量がダイレクトでかかってしまうので、シートとキャリアの間にはゴムシートを敷いて、重量がシート側にかかるようにしましました。多少は効果があったかと思います。
そういえば、取り付けもどうも精度が甘いようで、ちょっと加工しないとつかないみたいでした。僕はショップでやってもらいましたが、自分で着ける方は大変そうです…。
ウインドスクリーンも最初は着けるか迷ったんですが、あちこちのサイトを見て回った際に、「体力の消耗を抑えるので着けたほうが良い」と書かれていたのでつけることにしました。体力は重要ですからね…!
スマホをナビ代わりにするために、取付用のハンドルバーを追加したかったのでちょうど良いかな、というのもありました。
USB電源もここに設置したことで、比較的使いやすくなったと思います。
実際に旅で使ってみて
まず、ウインドスクリーンですがこちらは実感としては体力の消耗はどの程度抑えられたのかイマイチわかりません(笑) 比較対象が無いので、付けないでしばらく走ったらわかるかもしれませんが。
ただ、雨のガード、それに何より「虫」のガードには非常に有用でした!
硬い虫が飛び込んでくるので、それを弾いてくれるのがすごく助かりました。たぶん、小石とかも弾いていたと思います。まさにガード。
逆に、風を完全に弾いてしまうので取り付けたスマホの冷却に風を使えない、というのがありました。まあこれはしょうがないですが。
ハンドルバーとしての効果は、位置が悪い、というしかないですね。
そのままスマホマウント用の器具をつけたら、メーターが見えなくなります(笑)
これはまずい、ということで追加で南海部品までクランプアダプターを買いに走りました。
これで高さを調整して邪魔にならない位置にスマホホルダーを設置しました。まあ、ハンドルバーとしての機能はおまけみたいなものなので、工夫は必要ということですね。
最終的な結果として、ウインドスクリーンは必須ではないけれど、着けていってよかった! と非常に思いました。体力の消耗軽減というよりはガード機能としてですが(笑)
リアキャリアについては、バイクと同じぐらい必須のアイテムでした。
コレがなかったら荷物載せられませんしね(笑)
使い勝手としても悪くはないですが、シートの後ろ部分をほぼ占領しますので乗車姿勢が制限されてしまう、というのはありました。実際に乗ってみると少し窮屈にかんじます。まあすぐに慣れましたが!
GROMという車体が小さいので、荷物を沢山載せようと思ったらどうしようも無い話です。しかし、積載量の問題はだいぶ解決しますね。
耐久性としてはサイドのポールが折れました。
もともと、荷物が重すぎるというのもありますが…(重量制限5kgとなっていますので)
それ以外の部分は全く問題なかったので、耐久度はなかなかじゃないかと思います。
左右のポールは途中の車修理工場に飛び込んで溶接してもらいましたが、またすぐに折れてしまいました。どうも折れた位置から見ると↓方向の荷重より、ブレーキを掛けたりした際の↑方向の荷重が問題なんじゃないかと思いますが…。
最終的には、拾った木の枝で添え木して、ビニールテープでぐるぐる巻にして対応しました(笑) 結構なんとかなるようで、その状態で前半戦は最後まで走りきりました!
帰ってから荷物をおろして見てみると、あちこちが錆びていました。スチールなんでしょうがないんですが、これは事前に対策しておくべきだったなと後悔しています。
とりあえず、事前にサイドポールに追加で添え木(添え鉄?)して溶接して強度を上げ、全体に錆止め塗料をしておけばだいぶ違ったと思います。
とりあえず、GROMで積載量を上げるには必須のアイテムだったと思います。
まあ、積載量がほしいならGROM選ぶなよ、という話でもあるんですが(笑)
精度が甘い・もう少し強度がほしい、という不満点もありますが、このキャリアを発売してくれたkijimaさんには感謝です。
もうちょっと安くしてくれると、もっと感謝なんですが(笑)
後半戦も活躍してくれると思います!
以上、キジマ(Kijima) スクリーン&リアキャリア アドベンチャータイプを日本半周で使ってみてのレビューでした!