さて、本日は前半戦で使用したテントの後片付けについてです!
長旅ではテントは必須ですね。
いや、全日、宿や漫画喫茶に泊まるというのなら必要ないですが…。
漫画喫茶に全日宿泊した場合、1泊1500円ぐらいだとしても、180日で27万円になります。
そう考えると、ちょっと高めでも良いテントを買って快適に野宿したほうがいいかなと思います。
さて、半年間、僕が使用していたのはこちらのテントです。
前半戦使用テント紹介
モンベル(mont-bell) テント ムーンライトテント 2型
モンベル(mont-bell) テント ムーンライト 2 グラウンドシート
グラウンドシートについては、要らないという意見も見たことがありますが、僕は必須だと思いました。
それなりに厚めのシートですが、確認するとボコボコ穴が空いています。
これ、普通にテントだけだったら酷いことになっていたと思います。
モンベルのムーンライトテントですが、1型が一人用、2型が二人用となっていますが、はっきり言って1型は完全に寝るだけです!
中で着替えたり、作業しようと思ったら2型は必須じゃないかと思います。
ちょっとだけ重さがあるので自転車で旅をする場合には向いていないような気もしますが、僕が旅中に会ったチャリダーの旅人の方でも使っている人が居たので、それほど大変じゃないのかもしれません。
そして、耐久度は非常に高いです。
旅中に嵐にも会いましたが、全く壊れませんでした。安心度が高いですね。
さらに、非常に重要なことに、組み立てと撤収がすごく簡単。
日が落ちて暗い中でも、酔っ払って前後不覚のときでも(笑)、慣れていれば5分程度で組み立てられます。
毎日テントで宿泊してると、この簡単さは非常に助かりました。
半年間使用したテントの状況
さて、このテントを半年間使用したわけですが…
なんと、故障箇所0です!
ポールも折れていませんし、テントに穴も空いていません!
このまま後半戦に使用できると思います。
しかし。
前半戦で使用した際に、雨の中で撤収、その後数日間は漫画喫茶等に泊まって仕舞ったまま、ということがありました。
すると当然…カビました。
黒い点々があちこちに!
テントの最大の問題は、このカビだと思います。
ちょっと洗ったぐらいでは落ちませんし、さてどうしたものかと調べてみました。
テントはアルカリ性で洗え!
あちこちで調べてみると、よく見かけるのが
カビが生えたら終了です! あきらめろ!
というものでした。ええー…
いやしかし、まだ使えるのに買い替えはちょっとしたくありません。
で、他の方法を見ていくと、酵素系の漂白剤で洗う、というものもあちこちで見かけました。
ちょっとずつ情報が違うので比較してポイントを絞っていくとつまりはこういうことのようです。
・除菌系の洗剤で洗えばそれなりにカビは落ちるよ! でも黒点は落ちないよ!
・塩素系の洗剤では汚れは落ちるけどテントが痛むので使用するな!
・アルカリ性は油や皮脂の汚れを落とす力が強いし、黒点も落ちるよ!
ということで、アルカリ性に傾けて洗うことでなんとかなるかも、ということで挑戦してみました。
浴槽でテントを洗う
さて、まずはドラッグストアまで行って漂白剤を買ってきました。
アルカリ性のものを選んできましたが、液体より粉のほうがアルカリ性を保持しやすいとのことです。
まずは、お風呂の浴槽にお湯を溜めます。
このとき、高温すぎるとテントが痛みますので、40~42℃ぐらいがいいようです。
この温度だと漂白・洗浄力も強まるとのこと。
そしてそのお湯に、漂白剤をだばーっと入れます!
本来は、洗面器1杯に対して5g程度らしいですが、このお湯に対して200gぐらいたっぷりいれました(笑)
混ぜると、手がピリピリします。今回は素手でやりましたが、絶対にゴム手袋をしたほうがいいです! あとで手が荒れました…。
そしてよく混ぜたこの中に、テントのインナーを漬けます。
なお、外側のフライシートは防水がとれてしまうので丸洗いは良くないようです。
あとで絞った雑巾で汚れを拭いて、必要なら防水スプレーをかけるのがよさそうです。
漬け置きが必要のようなので、まずはこのまま30分ほど放置。
その後、取り出してシャワーでよくすすぎます。
なお、このアルカリ性の漂白されたお湯なんですが、お風呂の黒カビに非常に効果てきめんでした!
黒カビにしばらくつけて、それからこするとびっくりするぐらい落ちます。いい再利用でした(笑)
テントをよくすすいだあと、次は中性洗剤で洗います。
これも同じように浴槽にお湯をためてから混ぜ、テントを入れて足踏み洗いしました。
その後、何回かお湯を変えてすすぎ、よく水を切ります。
そして、外で干します。
日陰で陰干ししたほうが良い、とのことでしたが、まあいいでしょう。
水があちこちに溜まるので、何回か様子を見ながら裏返したりしました。
とりあえず、ひとまずはここまで。
続きは次回へ!