おはようございます!
昨日は隠岐の島にある島後島の図書館前での野宿でした。
同じ場所に連続になってしまったんですが、今回はしょうがなかったんですよ…。
夜半までずっと雨が降っていたようですし、他に寝れる場所が見つけられなかったんです。
朝5時に起床しましたが、マラソンの影響で今日は島全体が早いようで、もうあちこちから人の気配がしていました。
僕が起きた時点でウルトラマラソン100kmコースはスタートしているようです。
とりあえず淡々と片付けしたり朝食のシリアルを食べたり、日に当たって体温を上げたりしておきましょう。
8時。
では本日でこの島後島を全部周りきってしまいます!
メーターは63179.8km。
行ってみましょう!
銚子ダム
島の6時位置にあるフェリーターミナル近くから1時まで縦断する道を走っていきます。
途中にあったのがこちらのダム。
平成11年に完成したという比較的新しめのもののようです。
よくある重力式コンクリートダムで総貯水容量2,530,000m3
ダムの上は道路になっていて普通に車が通過できます。
ダム湖の名前は「伊賀湖」で、なんで隠岐の島なのに伊賀なんだろう? と調べたところ、島後島にある原田集落を開いた殿様の名前が若林伊賀正(いがのかみ)で、そこからとったんだとか。
天気が良ければ景色も結構良さそうですし、周辺に四阿やベンチ、トイレなどもあるので観光で周るなら休憩ポイントとして良さそうでした。
かぶら杉
さらに進んでいくと巨大な杉が。
こちら樹齢600年で、根本から6本に分かれているという隠岐の天然記念物だそうです。
島後三大杉の一つだそうで、昨日見た神社のでっかい八百杉もそうなんだとか。
樹高約38.5mもあって見ごたえもありますが、ぼーっとしてると通り過ぎてしまう場所にあるので見たい場合はちょっと気を付けて走る必要があるんじゃないかと思います。
浄土ヶ浦
さて、外周にまた出て、2時の位置にある観光地にやってきました。
ここは一休さんが隠岐に来た時にまるで浄土みたいだ、と言ったという話から名前がついているそうです。
有料の野営地もあり、管理棟もバッチリとあって、駐車場も広いんですが、
ほとんど通行禁止でした。
うん、ほぼ歩けませんね!
こりゃ駄目だ、次行ってみましょう。
ただまあ、スタート地点の景色だけでもかなり良かったです。
時間がたっぷりあれば奥まで見に行ってもいいんじゃないでしょうか。
龍ヶ滝展望台
3時の位置にあるこちらの展望台は、展望台というか外周を横道に逸れた道路脇にベンチがあるだけなんですが、
手軽に見れる割にはなかなか良い感じの風景でした。
黒島展望台
ひとつ前の展望台から数百m進んだ場所にある黒島展望台は、
もうこの時点でたぶん…ではありますが、一応見ていきましょう。
と言っても10mしか進めません。
で、景色がこちら。
中央に少しだけ見えている黒い岩が黒島だそうです。
約350万年前に噴火した火口跡とのことで、こういうのが好きな人には面白いかもしれません。
犬来湧き水
4時半ぐらいの位置にあった湧き水に寄ってみます。
道路脇の横道を入ってすぐ、
なんとも汲みにくい湧き水が出ていました。
水量はかなり多く、勢いがありますね。
とりあえず飲んでみるとなんとなく鉄臭い気もしましたがかなり美味しい水です。
島民の人もこの水は良く汲みに来るという事ですが、このままだと汲みにくすぎるので、なんか専用のアタッチメントみたいなの持っているのかもしれません。
マスヤ
はい、そして外周を周り終わってフェリーターミナル前に戻ってきました!
外周を走っているとマラソンの人達とすれ違ってなんか変な感じでしたが、まあとりあえずそろそろお昼ですしご飯を食べようと思います。
本日はフェリーターミナルすぐ近くにあるこちらの喫茶店に来てみました。
昔からある純喫茶で、現在もタバコOKということで店内の臭いが!
この店、駄目な人は絶対無理ですね…。
で、6月の隠岐はマアジが旬ということだったのでアジフライ定食(1000円)を注文してみました。
小鉢も3つついていて、なかなかのボリューム。
しかしアジフライのアジはもしかして隠岐産じゃないかも。
揚げ方はかなりよくてサクサクで美味しんですが、身が。うーん。
ごく普通のアジフライといったかんじであまり感動は無かったです。普通に美味しいですけどね!
よし、ではごちそうさまでした!
食後、外周は終わったので内陸部分でまだ見ていないところを埋めていきましょう。
壇鏡の滝
雨があああああ!!
まあ小雨でしたが、あと凄い霧がでていてかなり濡れました…。
とりあえず目的としていた滝前に到着。
こちら日本滝百選にも選ばれているそうです。
神社の境内にあるようなのでここからは徒歩で進んでいきます。
だいたい300mぐらいですね。
5分もせずに到着できます。
お、良い感じの滝ですね!
ただ、角度的にかなり見えにくいです。
とりあえず写真を撮って満足して道を戻ってバイクにまたがってマップを確認したところで気づいたんですが、
これ、雌滝でした。
メインの滝はさらに先!
ということでもう一度戻りました…なんて無駄な時間を…。
先程の雌滝のすぐさきに石の鳥居がありまして、ここを登ります。
なんか落石の危険があって立ち入り禁止になっていますね…
この隋神門の場所までは大丈夫みたいです。
ここから先は危険地帯なので、もし進む場合は自己責任とのこと。
まあこの位置からでも滝はいいかんじに見ることができました。
ここはなんでも滝百選だけではなく、名水百選でもあり、秘境百選にも選ばれているんだそうです。
滝の落差は約40m。
落石の危険が無ければ裏に回れる裏見の滝にもなっているようでした。
かなり山の細い道を進んだ先にあるのでレンタカーで行くのは大変ですが、一見の価値はある見事な滝じゃないかなと思います。
あごなし地蔵
あごなし地蔵は全国あちこちにあり、大本はこの隠岐なんだとか。
駐車場から少しだけ階段を登った先に御堂がありまして、
無人ですがしっかり整えられていました。
あごなし、っていうので何かと思っていたんですが、なんでも「阿古」という農民が歯痛で苦しんでいた時に木造の地蔵を拝むと痛みが無くなり、「阿古直し」がなまって「あごなし」になったそうです。そうはならんやろ。
まあそんなわけで、全国あちこちに歯痛に効果があるお地蔵さんが進出していった、という説明が書いてあったりしました。なるほどなー。
岩倉の乳房杉
さて、隠岐の三大杉最後のひとつを見に来ました。
こちらが樹齢800年の異形杉ですね。
鍾乳と乳根が大量に分岐してぶら下がっているこの杉は、根本の地盤が固すぎて張れなかった根が上に出てきた結果なんだとか。
この周辺は霧が多く、空気中の水分を効率よく吸収するためにこんな形になったみたいです。
全国でたまーにこういう木を見かけますが、理由は今回初めて知ることができました。うまくできているもんですね。面白い。
そして島の内部もこれで一通り周り終わりました!
ではフェリーターミナルに帰還しましょう。
秀月堂
市街地のお菓子屋にきてみました。
せっかくなので隠岐の代表的なお菓子でも食べてみようかなと思いまして。
隠岐と言えばサザエ。
そしてこちらのお店ではサザエの形をした最中を作っているそうで、お土産に最適ということでなかなか好評のようです。
フェリーターミナルのお土産屋でも10個入りとか売っているんですが、流石に何個もいらないのでバラで買えるというお店の方に来てみたんですが、
売り切れでした! 残念!
西郷港フェリーターミナル
はい、ということでこれで僕の隠岐旅はコンプリートです!
だいぶ濃い一週間でしたね。
明日はこのフェリーに乗って本土に戻ることにしましょう。
とりあえず最後の夕食を食べておきます。
最後までやっぱり総菜パン!
そしてお酒は「サントリー こだわり酒場レモンサワー 端麗旨口」と、昨日飲み損ねた赤ワイン「サントリー タヴェルネッロ オルガニコ サンジョヴェーゼ」です。
この赤ワイン、割と飲みやすくていいですね。紙なので捨てるのも楽ですし、旅中に持っていくにはかなり良さそうでした。
まあ、あんまり見かけないのであったら買っておこうかなと思います。
さて、その後はフェリーターミナルの昨日見つけておいた地点にテントを張ります。
図書館の方は実は、マラソンのゴール近くなので人が沢山だったりするので、この場所しかないんですよ。
そして明日の朝は雨なので、移動を考えるとここで寝るのがベストなわけでした。
がっつり走り回って疲れましたし、お酒も入って気持ちいいのでこのまま寝てしまいましょう。
明日のフェリー出港は8時半。チケット販売は7時半からなので、いつも通り5時撤収で問題なさそうですしね。
それでは本日は以上です。おやすみなさい!
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移動距離
本日の移動距離 …… 143km
累計移動距離 ……… 1846km
経費精算
20240615 | 店舗飲食費 | 喫茶マスヤ アジフライ定食 | ¥1,000 | ||
飲食費 | 総菜パン・菓子パン・酒場Lサワー端麗旨口 | ¥739 | |||
交通費 | ガソリン代 | ¥486 | |||
日計 | ¥2,225 | ||||
6月計 | ¥38,508 | ||||
総合計 | ¥38,508 |