さて、前回までで車内用電力供給システムにおける必要機器の選定が終わりました。
では今回はその機器同士をつなげる回線について見て行くことにしましょう。
実は回線の太さが重要なんです
非常に簡単に書くとですね、
ソーラーパネル
↓
走行充電器 ← メインバッテリー
↓
サブバッテリー → インバーター → 各種電気機器
こんなかんじの流れになります。
こうやって書くと、本当に簡単なんですけどね。
そして今回はこの、↓・←・→ の部分になります。
で、機器同士をつなげる場合なんですが、その中を流れる電力の大きさにあわせて、物理的に線の太さを変える必要があるんですよ。
まあ、実は太ければ少ない電流には対応しているんですが、この線って太くなればなるほど値段が跳ね上がるようになっています。めっちゃ高い!
そして流れる電流に対して物理的に線の太さが足りなかった場合…燃えます。こわっ。
ということで、かなりしっかりと線の太さには気を付ける必要があるわけですね。
さらにこの線の太さも規格が二つに分かれていて、すっごくわかりにくくなっています。
統一してよ!
主に以下の2つが使われているようで、
1.SQ(スケア / 平方ミリメートル)
日本で一般的なJIS規格。断面積をそのまま数字にしているので、数字が大きくなれば線も太くなる直感的なタイプ。
2.AWG(アメリカン・ワイヤー・ゲージ)
米国発祥の規格。これが厄介で、数字が大きくなるほど線が細くなるという逆転現象が起きている。
アメリカぁ…!!!
まあ本当に分かりにくいので、考える際はSQで統一することにしましょう。
なお、バッテリーなんかはアメリカ基準が多いので説明書はAWGで書かれていることが多いです…。
SQの対応表
| SQ (mm2) | AWG | 外径目安 (mm) | 許容電流 (A) |
| 0.75 | 18 | 1.1 | 14 |
| 1.25 | 16 | 1.5 | 19 |
| 2 | 14 | 1.8 | 27 |
| 3.5 | 12 | 2.4 | 37 |
| 4 | 11 | 2.6 | 47 |
| 5.5 | 10 | 3.1 | 49 |
| 8 | 8 | 3.7 | 61 |
| 14 | 6 | 4.9 | 88 |
| 22 | 4 | 6.4 | 115 |
ざっくりこんな感じみたいですね。本気でわかりにくい…。
あと4SQってJIS規格には無いみたいですが、製品では存在するので無理やり入れています。
では、この表を参考にして、各所の回線の太さを決めて行くことにしましょう。
ソーラーパネル→走行充電器
まず、ソーラーパネルからの電流の太さを確認すると、
となっていました。
このソーラーパネルを2枚並列で使うため、電流は2倍となるとのこと。
つまり、6.2A±5%、を許容するケーブルが必要となります。
で、まあ今回は2枚を繋げるためのケーブルも別途必要になります。
LVYUAN(リョクエン)ソーラーパネル Y型並列MC4コネクター Y型並列用
色々調べていましたが、とりあえずリョクエンさんのものが安かったのでコレにしてみました。
おそらく、どこのメーカーも大差ないとは思うので。
で、ここから延びるケーブルも、同じリョクエンさんで揃えます。
LVYUAN ソーラーケーブル 4sq 11AWG 長さ5m 最大電流約47A 最大電圧1500V(DC)
はい、ということでこのケーブルが4sqということで47Aまで対応していますね。
必要なのが6Aちょっとなので、だいぶ多いですが…まあ、多い分にはね!
というか、ソーラーのパワーって思った以上に弱いですね。びっくりです。
メインバッテリ→走行充電器
お次はこちら。
今回購入する走行充電器は50Aのものなので、そのMAXに耐えられるものにする必要があります。
先程の表に照らし合わせると、8sqで61Aまでなのでこれで大丈夫…と思ったんですが、どうも瞬間的に跳ねることもあるのでもう一つ上が好ましいようです。
ということで、一つ上の規格だと14sqで88Aまで対応しているこちらのケーブルを選んでおきました。
KIV電線 14sq 赤・黒セット 各色3m 絶縁キャップ付き
たっか!
ケーブルたっか!!!
本当に高いので2mぐらいでなんとかしたかったんですが、施工ミスなども考えて予備を含めて3mに…。
いやほんと。回線の値段もうちょっとなんとかなってほしいところです。
走行充電器→サブバッテリー
この部分については50Aがそのまま流れるため、メイン→走行充電器とおなじケーブルで大丈夫そうです。
ということで、先ほどの3mのケーブルをわけわけすることにしました。
この距離ものすっごい短いので30cmぐらいになるかなと思います。
サブバッテリー→インバーター
最後はこの部分ですね。
インバーターは今回2000Wのものを選んでいます。
サブバッテリーは12.8Vですが、製品は12Vで計算されることが多いようです。
で、必要Aを計算すると、2000W÷12Vで約167Aとなります。
これに対応するsqはというと…219Aまで対応できる、60sqの極太回線が必要となります。
KIV電線 60sq 赤・黒セット 各色1m 絶縁キャップ付き
で、コレなんですがアホみたいに高い上に、施工を行うのに滅茶苦茶強いペンチが必要となります。
これがまた高いんですよ…。
アイウィス(IWISS) 板タイプ バッテリーターミナル 裸端子 圧着ペンチ 切断刃装備 5.5-60sq対応 IWS-0670C
どうせ今回ぐらいしか使わないのに、ちょっとこの価格はきついです。
ということで、色々考えてみたんですが、どうも回線を2本、同じ長さで並行で使えば代替えになるようなんですよね。
ということは、22sqの線を2本使えば115×2で230Aまで対応できるので、これなら大丈夫そうです。
あと、圧着ペンチもこのサイズならホームセンターなどで使えそうなので、全て地元のホームセンターで購入して作業してきてしまおうと思います。
まとめ
ということで、必要なケーブルについては以下の通りになります。
・ソーラー → 走行充電 = 4sq(既存製品)
・メインバッテリー → 走行充電 =14sq(黒・赤)
・走行充電 → サブバッテリー = 14sq(黒・赤)
・サブバッテリー → インバーター = 22sq×2(黒・赤)
で、最後の22sqなんですが、実はインバーターに最初から線が付属しています。
しかしその線、ヒューズがついていないんですよね。こわい。
ということで、ヒューズ接続に必要な部分だけ新たに購入を行います。
先ほど書いたようにその部分だけはホームセンターで施工するため別途購入、他はamazonでポチってしまいましょう。ぽちー。
はい、OKです!
さて、そんなわけで回線については以上確定しました。
そして次回、回線部分については最後の「ヒューズ」についてになります。
これ、死にたくなかったら重要なポイントなんですよ。
ではそのあたりについて、詳しく説明していこうと思います。
続きます。
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